BtoBビジネス・マーケティングを学ぶビジネスゲーム型研修プログラム「BB-BOARD」が提供開始

これまでBtoBビジネスにおいては、マーケティングは重要視されていなかったという。企業側は、営業を中心とした顧客開拓や、新規顧客よりも既存顧客からの売上を重視する傾向があり、顧客側も製品・サービスの情報にアクセスすることが難しく、企業の営業パーソンからの情報に頼っていたとのことだ。しかし、近年、インターネットが普及し、顧客自らが多くの情報にアクセスすることができるようになった。そのため、顧客の購買行動もオンラインでの情報収集を前提としたものへ変化している。このような背景から、現代ではBtoBビジネスにおいてもマーケティングがより重要視されるようになり、マーケティング部を新設する企業も増加しているという。同社は企業へ研修を提供してきた。その中で、昨今担当者からBtoBビジネス・マーケティングに関する課題の声が多く、その声に応えるよう開発したとのことだ。

「BB-BOARD」では、受講者がBtoBビジネスの事業責任者になって、マーケティングの全体設計に取り組む。プレイヤーは「SEO対策」「LP改善」「CRM導入」「ウェビナー開催」など実際のマーケティング活動で登場する施策を組み合わせながら事業を運営する。予算内での適切な打ち手の選択や、施策の効果測定、改善を繰り返して、リピーターの最大化を目指す。受講者は、ゲームを通じてBtoBビジネス・マーケティングの一連の流れや、その中で出てくる具体的な施策、またその効果測定・改善まで疑似体験することができる。

研修では、講義によるBtoBビジネス・マーケティングの体系的な「思考法」「実践の手法」のインプットと、ゲームによる疑似体験でのアウトプットを繰り返しながら学びを深める。講義で学習した内容を実際にゲーム内で活用する経験が得られるため、効率的に思考方法が身につき、より実務での応用に繋がるとのことだ。