アルゴ式、エンジニアの技術力を可視化する「アルゴ式 技術力ヘルスチェック」の開発を開始

株式会社アルゴ式は、エンジニア派遣・SES企業と受け入れ企業間の「技術力ミスマッチによるトラブル」を未然に防ぐための、エンジニアの技術力を可視化する「アルゴ式 技術力ヘルスチェック(以下、技術力チェック)」の開発を開始したと発表した。

出典元:プレスリリース
同社はエンジニアを採用する企業のHR担当者(以下、採用担当者)30社を対象に、採用の課題感に関するアンケートとインタビューを行った。その結果、エンジニア派遣・SES企業(以下、派遣企業)が提供するサービスを利用した経験のある人の大半が「受け入れるエンジニアの技術力が実際に働いてもらうまでほとんどわからない」という課題を抱えていることがわかったとのことだ。
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採用担当者は、労働者保護の観点から受け入れるエンジニアの履歴書や面接による判断が労働者派遣法で禁止されているため、受け入れ前に自発的な技術力のチェックができないという。そのため、派遣企業から提示された情報のみからエンジニアの能力を判断することとなる。派遣企業にとっても、採用担当者と深くすり合わせていない状態でエンジニアの技術力をアピールすることになる。そのため、エンジニアの能力と採用担当者の期待値にズレが生じ、ミスマッチによるトラブルや案件継続率低下を招いてしまうリスクを抱えているという。

同社は派遣企業と採用担当者が互いに抱える課題を解決するために、エンジニアの技術力をテストによって測定し、両者の目線のすり合わせが可能な定量的な指標を提供する技術力チェックの開発を開始。技術力チェックで測定する観点は次の2つだ。
・最低限のコーディング技術や勤務姿勢など、価値を生み出す上で必要不可欠な「必須能力」
・アプリケーションエンジニア/データエンジニアなど各専門分野で特に必要とされる「専門能力」
出典元:プレスリリース
エンジニア技術力については、昨今はITシステムの内製化や別業種人材のリスキリングという文脈で語られることが多いが、以前からエンジニアを抱えている企業こそアピールするべきポイントだという。エンジニアの技術力を可視化することによって派遣企業と採用担当者との目線を揃えると、「ミスマッチによるトラブル減少」「信頼感醸成による成約率アップ」「信用の可視化による案件継続率向上」に繋がるとのことだ。

■「アルゴ式 技術力ヘルスチェック」の特徴

1. 実務力の可視化
コーディング力や課題の処理速度など、従来の資格取得状況では可視化できなかった実践的なエンジニア技術力も可視化することができる。

2.継続性
ヘルスチェックという名の通り技術力の可視化を定期的に行うため、指標が陳腐化することはなく、常に最新のIT技術力を可視化することができる。

3. レベル評価
総合的な専門能力を「エントリーレベル」「ミドルレベル」「シニアレベル」のように段階的に評価するため、採用担当者との目線のすり合わせが容易な指標が手に入る。

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