アミューズ、誰でも簡単にNFTを楽しめるウォレットサービス「A Wallet」をリリース

株式会社アミューズは、子会社の株式会社Kultureと共同で、様々なエンタメサービスと連携し誰でも簡単にNFTを保有できるウォレットサービス「A Wallet(エーウォレット)」を開発し、2022年12月15日よりサービスを開始すると発表した。

■A Wallet 概要

「A Wallet」は、デジタル資産としてのNFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)を保有できるウォレットサービスだ。アミューズが運営するオンラインショップやファンクラブ等、アーティストにまつわる様々なサービスを利用するにあたって必要な共通IDである「A!-ID(エーアイディー)」と連携することで、これまで課題となっていたウォレット作成における複雑な会員登録、秘密鍵やシードフレーズ等の管理を必要とせず、A!-IDのみで簡単にウォレットが作成可能となった。

■開発の背景

アミューズは、BABYMETALのNFTプロジェクトや子会社である株式会社Kultureの設立記念NFTなど様々なNFT施策の実施、またPerfumeのNFTをライゾマティクスのマーケットプレイス「NFT Experiment」で展開させるなど、様々な形でNFTに関するプロジェクトにチャレンジしてきた。NFTの本質的な価値の一つとして、「代替不可能性を持ったデジタルデータ」である点が挙げられる。デジタルデータでありながら唯一無二であると証明されていることは、アーティストや作品の権利を守ることに繋がり、また顧客に本物を提供できるということでもある。NFTによってエンターテインメントの更なる可能性が広がる一方、NFTを保有するために必須となるウォレットについては、開設および利用に伴う煩雑さが課題だったという。そこで、誰もが簡単かつ安全に使えるウォレットサービスを開発する必要があると考え、今回A Walletをリリースするに至ったとのことだ。
出典元:プレスリリース
現在は、A!-IDで利用可能な「A!SMART(アスマート)」や「LIVESHIP(ライブシップ)」、各種ファンクラブなどの様々なサービスと連携し、パブリックチェーン(Polygonネットワーク)上で展開されるNFTコレクションを楽しむことができる。

第一弾施策として、ストリーミング配信サービス「LIVESHIP」および、アミューズのデジタルファンサービス「Amuse+」と連携し、オリジナル視聴チケットNFTの付与をスタートする。

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