JCOM、遠隔医療サービス「J:COMオンライン診療」のオンライン服薬指導機能を提供開始

JCOM株式会社(以下、J:COM)は、2023年1月10日より、家庭のテレビで診察などが受けられる遠隔医療サービス「J:COMオンライン診療」のオンライン服薬指導機能として、「おくすり受け取りサービス」の提供を開始すると発表した。これにより、診療から服薬指導、処方薬の受け取りまでを自宅で完結することができる。

「J:COMオンライン診療」は、自宅のテレビを利用しオンライン診療が受けられるサービスで、スマートフォンやタブレットの操作に慣れていないシニア世代の人も簡単に安心して利用できるサービスとして2021年7月より提供している。オンライン診療の普及拡大に向け政府では、ガイドラインの見直しを進め、初診からのオンライン診療解禁や、対面診療と比較した診療報酬差の改善等、制度面の整備が進められている。また、2022年3月には薬機法の一部改正により、初診からオンライン服薬指導の利用が可能となるなど、診療から処方薬の受け取りまでを一気通貫でオンライン完結できるようになっている。

J:COMでは、オンライン診療サービスの拡充を目指し、診療後に発生する処方薬の受け取りに関する課題解決に向け、自宅で服薬指導から処方薬の受け取りまでオンラインで完結できるよう「おくすり受け取りサービス」の開発を進めてきたという。新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行による医療逼迫が懸念される中、オンライン診療後、処方薬を自宅で受け取ることが出来るサービスを実現させることで、患者にとっては外出せず自宅で医療を受けられることにより感染リスクの低減が期待できるという。また、医療機関・薬局にとっては診療から服薬指導までオンラインでスムーズに提供することが可能となり、感染症流行時の医療逼迫の負担低減にもつながることが期待できるとのことだ。
出典元:プレスリリース

■おくすり受け取りサービス

株式会社MICINの「curon(クロン)お薬サポート」とシステム連携してサービス提供する。患者は、「J:COMオンライン診療」アプリで、薬局予約、質問票回答、ビデオ通話による処方薬の説明確認、薬局側は、MICINのオンライン服薬指導サービス「curon(クロン)お薬サポート」で、予約/質問票の確認、ビデオ通話による服薬指導、決済、処方薬の配送等を行う。

「おくすり受け取りサービス」の利用イメージ
出典元:プレスリリース
オンライン服薬指導対応薬局
出典元:プレスリリース

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