AI健康アプリ「カロママ プラス」、東芝の生活習慣病発症リスク予測AIと連携

株式会社リンクアンドコミュニケーション(以下、LC)と株式会社東芝は、LCが提供するAI健康アプリ「カロママ プラス」に、東芝が開発した「生活習慣病発症リスク予測AI」と、「生活習慣改善AI」をAPI連携し、LCが2023年2月1日より「カロママ プラス」で新たなサービスの提供を開始すると発表した。

LCが提供するアプリ「カロママ プラス」では新たなサービスとして、「カロママ プラス」に登録した健康診断データ(以下、健診データ)をもとに、健診受診日から5年後の5つの生活習慣病のリスク予測を行う。さらに、健診データ上でBMIが23.1以上の人には、5年後の疾病リスク値を改善するための「生活習慣改善プラン」を提案する。ユーザー自身が、現在の健康状況や将来の疾病リスクを数値で把握した上で、日々の食事や運動に関するアドバイスや提案を受け取ることにより、生活習慣を改善する行動変容をより強力に促す。

なお、本サービスは、医療法人五一六五 ナゴヤガーデンクリニックで導入が予定されており、同クリニックの人間ドック受診者は「カロママ プラス」を通して健診結果を閲覧し、生活習慣病発症リスクの予測や生活習慣改善プランなどの提案を受け取ることができるようになる。

■背景

生活習慣病の増加に伴う医療費の増大が、国家的課題となっている。また生活習慣病は医療費の増大のみならず、生産性の低下にも繋がっているという。このような背景から、昨今では「未然に疾病になることを防ぐ」=「予防」への意識が高まり、企業や健康保険組合においては、健康経営に積極的に取り組む法人が年々増加しているとのことだ。

今回LCは、東芝が開発した生活習慣病の発症リスクを事前に予測する「生活習慣病発症リスク予測AI」と、生活習慣病の発症リスクを下げる「生活習慣改善AI」を、LCが提供する生活習慣改善に向けて日々具体的なアドバイスを提案するAI健康アドバイスアプリ「カロママ プラス」に組み合わせることで、行動変容を促進し生活習慣病予防に貢献できると考え、それぞれの強みを生かした連携に至ったとのことだ。
出典元:プレスリリース
LCが提供するAI健康アプリ「カロママ プラス」で新たに提供される「疾病リスク予測AIサービス」では、「カロママ プラス」に登録された健康診断結果から、以下の5つの生活習慣病の5年後の疾病リスクを予測することができる。

<リスク予測ができる5つの生活習慣病>
糖尿病、高血圧症、脂質異常症、肝機能障害、肥満症
出典元:プレスリリース
また、LCが提供するAI健康アプリ「カロママ プラス」では、健診データ上でBMIが23.1以上の人には、5年後の疾病リスク値を改善するための「生活習慣改善プラン」の作成が可能だ。1年間の減量ペースや体重の減量目標の有無により、「体重改善プラン」または「リスク改善プラン」を提案、具体的な健康目標が提示される。このプラン提案により、「健康診断を受けただけ」ではなく、ユーザー自身が自らの疾病リスクを理解した上で生活習慣の改善と健康維持に積極的に取り組む動機付けになるため、より確実な効果が期待できるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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