HashHub、株式譲渡契約を締結しSBIグループに参画へ

株式会社HashHubは、既存株主が保有する株式をSBIホールディングス株式会社及びその関連会社に譲渡する株式譲渡契約を締結したと発表した。本株式譲渡実行後、HashHubはSBIホールディングスの連結子会社となる予定だ。

HashHubは、「パブリックブロックチェーンの恩恵をより多くの人に」をビジョンに掲げ、ブロックチェーン総合企業として暗号資産・WEB3の専門リサーチサービスの「HashHubリサーチ」、貸し暗号資産サービスの「HashHubレンディング」、ブロックチェーン特化型コワーキングスペースをそれぞれ個人・法人の顧客へ提供している。今後、HashHubはSBIグループの企業として各サービスをさらに洗練させ、暗号資産やWeb3の利便性と面白さを届けるとのことだ。

・日程
株式譲渡契約日:2023年2月28日
株式譲渡日:2023年3月31日(予定)

■ HashHubのSBIグループ参画の背景

SBIグループでは既に、暗号資産交換業者であるSBI VCトレード株式会社における暗号資産取引所やWeb3ウォレット、株式会社ビットポイントジャパンにおける暗号資産取引所サービス、またSBINFT株式会社ではNFTマーケットプレイスを運営している。これらはHashHubが運営する各サービスと非常に親和性が高く、HashHubがSBIグループに参画することで、各サービスをより洗練させることが出来ると確信しているという。

一例として、リサーチ事業においては近年法人の顧客の割合が増加しており、HashHubリサーチを活用すると同時にHashHubが事業構築を支援する取組みの需要が高まっていることから、支援や提案の選択肢としてSBIグループ各社のアセットと連携し提供することで、顧客にとってより付加価値の高い提案が可能となるとのことだ。

また、レンディング事業においては、各取引所サービスと連携することで利便性を高め、加えてコンプライアンスやセキュリティのさらなる強化が可能となり、顧客にとってより安心できるサービスを作れると考えているという。なお、株式の譲渡後においても、HashHubは平野 淳也氏が引き続き代表取締役を務める。

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