デジタル版練習ノート「Build」が提供開始

Aruga株式会社は、サービスをリニューアルし、デジタル版練習ノートBuildの提供を開始したと発表した。

■背景

教員の労働時間超過に端を発した部活の適正化は大きな課題となっているという。同社は教員の負荷軽減、外部指導員の活用、子どもたちの競技を超えた学びのためにデジタル活用が必要だと考えているという。目標設定→実行→振り返りの三つのプロセスをスポーツを通じて習得することで、競技に限らず成長し続ける力を得られると考えているとのことだ。

■Buildについて

出典元:プレスリリース
「デジタル版練習ノート Build」 は、選手が考える力を身につけ、チームが成長していく環境を構築する。選手はLINEでチャットボットのサポートを受けながら、目標設定や振り返りを行い、改善のサイクルを回して成長することができる。コーチはそのデータを専用のアプリで確認でき、いつでもどこでも選手にフィードバックを送ることができる。他にも、選手育成やチームづくりに必要な、「チームの目標浸透」「スケジュール管理」「コンディション管理」「選手間での学びの共有」などの機能を搭載している。

これまでに、Jリーグチームを含め、小中高大のスポーツチームなど、幅広い年代で利用されてきたという。種目もサッカー、アメフト、ハンドボール、ラクロス、ダンスなど8種類以上で導入されているとのことだ。Buildの3つの特徴は以下の通りだ。

・指導者の負担軽減
紙の練習ノートを使った選手の育成方法は、手間が多く、特に選手数の多いチームでの運用は現実的に困難だという。BuildではITの強みを活かした仕組みにより6ステップある負担を2ステップに削減することができる。
出典元:プレスリリース
・Build AI(α)による考える力の向上サポート
ChatGPTを開発したOpen AIが提供するgpt-3.5-turboモデルを利用した「Build AI(α)」によるコーチングサポート機能の検証を、希望ユーザー向けに開始。同社の強みである技術力を活かし、これまでの課題にあった「思考の質が上がらない」ことを自動でサポートできることを目指しているとのことだ。
出典元:プレスリリース
・大人数のチームにも最適な機能設計
Buildでは「柔軟なカテゴリ分け」「チャットボットの自動サポート」「選手間でのコラボレーション」といった機能により、選手数が多いチームでもチームづくりが楽になる。
出典元:プレスリリース

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