ChatGPTを活用して開発された日程調整ツール「くろすけ」が発表

スタディメーター株式会社は2023年4月25日、日程調整ツール「くろすけ」を発表した。

くろすけは、Slackのワークスペースに参加するメンバーの空き時間を共有できるツールだ。iCal形式のカレンダーURLを登録し、予定内容を伏せたまま、空き時間を共有することができる。また、調整した予定をカレンダーに追加するURLを発行できる。

本サービスは、Slackbotとして利用でき、3つの機能がある。
①期間を指定して、ワークスペースに参加しているメンバーの空き時間を確認
②複数の人の共通の空き時間を確認
③調整した予定をカレンダーに直接追加
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
本サービスは、同社のスタッフである高校生のアイデアから生まれたという。課外活動の中でミーティングの日程調整を行う際、既存のサービスを利用していたが、先に予定を記入しなければならないことや、URLを共有して相手に入力を依頼しなければならないこと、記入後に空き時間を確認して調整しなければならないことに課題を感じていたとのことだ。そこで、複数人のカレンダーから空き時間を自動で取得し表示されるようにしたところ、ミーティングの日程調整までの手間が減り、作業効率が上がったという。本サービスを実装した高校生は、1からサービスデザインやプログラミングを学習し、約3か月で企画から実装までを実現。サービスの実装にはGoogle Apps Scriptを利用しており、その実装にはChatGPTを活用することで、少ない学習コストでの開発を可能にしたとのことだ。

Article Tags

カテゴリ

Special Features

連載特集
See More