凸版印刷、北海道に次世代DX開発拠点 第五弾を開設
2023/5/9
凸版印刷株式会社は、北海道函館市に新たなシステム開発拠点「ICT KŌBŌ HAKODATE(アイシーティーコーボー ハコダテ)」を2023年5月8日に開設すると発表した。
Contents
◾︎開設の背景
◾︎新拠点「ICT KŌBŌ HAKODATE」の特長
「ICT KŌBŌ HAKODATE」は、函館市西部地区の歴史的建造物である「旧大洋漁業函館営業所」の外観を活かしてリノベーションしたオフィスだ。函館市が推進する「函館市西部地区再整備事業」におけるリニューアル物件として、株式会社はこだて西部まちづくRe-Designと株式会社建築企画山内事務所の協力によってリノベーションが実現した。函館市西部地区ならではの歴史が紡いできた「函館西部地区のライフスタイル」が表出する建造物で、函館の伝統を活かしながらデジタルによる新たな事業創出を目指す。
・他拠点ともロスの無いネットワーク空間
65インチのモニターを通して東京や他の「ICT KŌBŌ」と常時接続し、また社内ネットワーク上でのコラボレーションツールを活用することにより、コミュニケーション・ロスが無い開発環境を実現。
企業との連携によって地域活性化/イノベーション推進を目指す函館市と包括協定を締結することで、強固な連携を実現。IT人材の育成を始めとする地域のデジタル化支援や、先端技術の実証試験フィールドの提供による市民サービスの向上など、函館市と一体になって、地域経済の活性化に取り組む。
・内装を凸版印刷の空間演出ブランド「expace(エクスペース)」がトータルでコーディネート
「ICT KŌBŌ HAKODATE」の内装は、凸版印刷が提供する空間演出ブランド「expace」が担当。デザイン性と機能性に優れた建装材や、最新のセンシング技術などを組み合わせた高付加価値空間で、利用者が心地よく快適に過ごせるオフィスを構築した。