ChatGPTを設定不要でSlackから使うことができるアプリ「Assort」がリリース

合同会社Qinは、2023年4月24日にOpenAI社のChatGPTのAPIを活用したSlackアプリ「Assort」をリリースしたと発表した。

「Assort」は、Slackワークスペース内のコミュニケーションをサポートする新アプリで、既に500以上のワークスペースで利用されている。「Assort」を導入することで、Slackから離れずにChatGPTを活用したAIチャットが利用可能になる。チームメンバーが一緒にChatGPTを使えるため、効率的なコラボレーションが実現する。
出典元:プレスリリース

■背景

ChatGPTは自然な対話ができるAIチャットとして注目を浴びているが、公式サイトでしか使えず、英語での認証が必要なため、利用のハードルが高いという。「Assort」では、Slackから直接ChatGPTを活用できるため、簡単に使うことができる。ビジネスチャットとChatGPTの親和性を活用し、業務効率化や知見の共有がスムーズに行えるようにリリースしたとのことだ。

・特徴
① チームメンバーと一緒にSlack上でChatGPTを利用できる。
2023年5月時点で、ChatGPT公式サイトでは個人アカウントのみで利用可能だ。しかし「Assort」を使えば、Slackアカウントで簡単に利用でき、チームメンバーと共有して使うことができる。

② Slackアプリをインストールするだけで簡単に導入できる。
「Assort」はすでにSlackの承認済みで、Slackアプリストアから確認できる。資料請求などは不要で、誰でもすぐに利用できる。

③ 複雑な設定や運用は必要ない。
「Assort」では、APIキーを利用してサービスを提供しているため、利用者がAPIキーを発行・管理する必要はない。

④ 利用者のAIチャットのデータは同社DBに保存されない。
「Assort」は、利用者のデータを保存せずにChatGPTのAPIにリクエストを送信している。そのため、利用者の対話データは同社のDBに一切残らない。

⑤ 日本語と英語に対応している。
英語にも対応しているため、英語しか話せない人も利用できる。

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