人格生成プラットフォーム「CLONEdev」がα版を発表へ

株式会社オルツは2023年5月24日、デジタル上で人間の再現を可能にする人格生成プラットフォーム「CLONEdev(クローンデブ)」のα版を発表する。

「CLONEdev(クローンデブ)」は、人工意識を生成するCLONE MODERING ENGINEを通して、利用者の人格をデジタル上に再現するシステムだ。利用者のライフログを連携し、WEB UIのシンプルな操作でデジタルクローンが生成される。

本プラットフォームは、同社のデータ保管システム「alt ID(オルツID)」で保管されるライフログのデータと、言語処理や画像生成などの技術を組み合わせて一人ひとりの人間の個性を導き出すことで、その人の意思を汲んだ対話が可能なアウトプットを生成する。α版では、同社CEOに加え、経済学者・データ科学者の成田悠輔氏、アーティスト・シンガーソングライターの静電場 朔氏の3名のクローンをトライアルすることができる。「CLONEdev」のクローン生成プラットフォームは、同社独自の大規模言語モデルである「LHTM-2」を使用している。このモデルは膨大な計算リソースを必要とするため、今後は同社の分散演算基盤「alt Emeth(オルツ・エメス)」プロジェクトとの連携を進める予定だという。

「CLONEdev(クローンデブ)」は、日本語と英語の対話をサポートすることで、海外でも広く活用されることを目指しており、同社は、2023年7月までに一般のユーザーにもクローンの生成機能を提供する予定とのことだ。
出典元:プレスリリース

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