「店舗無人化・省人化カオスマップ 2023」が公開

タイムリープ株式会社は、各業界の店舗無人化実現の支援の一環として、店舗無人化・省人化に役立つサービスをまとめた「店舗無人化・省人化カオスマップ 2023」を2023年5月24日に公開したと発表した。掲載数は合計で134サービス。

◾︎背景

ここ数年、人手不足や非接触のニーズの高まりといった背景から、無人店舗が増加している。無人のコンビニエンスストア、セルフチェックイン機が導入された無人のホテル、さらには24時間無人で営業しているセルフトレーニングジムまで、多様な形態の無人店舗が出てきた。無人店舗増加の背景の中でも特に人手不足の問題は深刻化しており、パーソル総合研究所の調査によれば、2030年には644万人の人手不足に直面するとされているという。

しかし、人手不足への対策として無人化や省人化を検討したいと考えている店舗事業者にとっては、現在の店舗マネジメントに時間がかかり、情報収集の時間の確保が難しいというのが現状だという。同社が提供する遠隔接客サービス「RURA」への問い合わせ客から、「店舗無人化を考えているが、まとまった情報がなかなか見つからず、検討を進められない」という声があったとのことだ。そこで、店舗無人化・省人化に役立つカオスマップを公開することで、効率的な店舗運営を目指す店舗事業者の一助となることを願い、作成したとのことだ。
出典元:プレスリリース

◾︎カオスマップ概要

・予約におけるトピック(来店予約管理・施錠)
顧客の予約管理システムを取り上げている。店舗が属する業界それぞれに特化した予約管理システムがあるため、予約管理だけでなく、リモートロックや事前決済システムと連携しているサービスもある。

・セキュリティにおけるトピック(フラッパーゲート・監視カメラ・警備会社)
防犯カメラ、ゲート、警備会社などを取り上げている。店舗が提供するモノやサービスによって求められるセキュリティレベルが異なるため、広いニーズに応えられるよう、複数の仕組みを組み合わせて提供しているサービスもある。

・決済におけるトピック(セルフレジ・タブレット型セルフレジ)
セルフレジ、タブレット型セルフレジを取り上げている。店舗の業態に応じて必要な機能が異なるため、カスタマイズして提供しているサービスもある。

・接客におけるトピック(遠隔接客)
遠隔・リモート接客、アバター接客を取り上げている。人が顔を出して接客する方法とアバター越しに接客する方法のどちらか一方を提供するサービスと、両方の仕組みを提供しているサービスがある。

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