チャットプラス、ChatGPTの制御に成功

チャットプラス株式会社は、独自のAIエンジンと制御技術の応用により、ChatGPTの制御に成功したと発表した。

同社は、ChatGPTの応答を制御する技術を発明し「ChatPlus(チャットプラス)」の新機能としてリリースした。本機能では、チャットプラスの運用チームと開発者による独自技術を応⽤した独⾃開発の教育、制御AIエンジンとChatGPTを連携することで、ChatGPTの回答を制御し、トレーニングデータを基にした回答文を生成することができる。

これまでChatGPTを使用した独自の回答文の生成には、GPT-3モデルを使用したファインチューニングを行うことが一般的だった。しかしファインチューニングにあたっては膨大なトレーニングデータが必要になり、またトレーニングされていないQ&Aに対しては意図しない回答が表示されてしまうデメリットが存在していたという。ファインチューニングを行う際のコストも高額なため、導入の敷居は高いものになっていたとのことだ。

本機能は、ファインチューニングとは異なる新技術だという。本機能を使用することで少ないトレーニングデータでも高精度の回答文が生成でき、またトレーニングされていないQ&Aに対しては任意のメッセージを送信することができる。運用コストも安価になるよう調整されており、ファインチューニングを使用したチャットボットのデメリットが改善されているとのことだ。
出典元:プレスリリース

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