ChatGPTに社内データの学習機能を搭載した「ChatyFine」とVR教育コンテンツプラットフォーム「Craftman」を掛け合わせた新機能「CraftmanAI」が発表

株式会社オプティカルボルテックス東京は、VR教育コンテンツプラットフォームのCraftmanとコンテンツ生成ツールのChatyFineを組み合わせた新機能の「CraftmanAI」導入を発表した。

出典元:プレスリリース
CraftmanAIは、教育コンテンツの作成を目的としたプラットフォームで、ユーザー自身が撮影したVR映像を簡単に編集してアップロードすることができる。加えて、ChatGPTに社内データの学習機能を搭載したChatyFineの技術を利用しており、アップロードした資料から新たな知識や情報を抽出できる。例えば、社内にある教育資料をアップロードすれば、CraftmanAIがその項目についての情報を要約して提示するという。VRで利用する場合は音声で答える為要約して文字数を制限しているが、PCやスマホでChatGPTのようにブラウザ上で長文なども答えてくれるとのことだ。
出典元:プレスリリース

◾︎CraftmanAIの特徴

・直感的で高品質な内部教育コンテンツの作成が可能
Craftmanでは、特別な技術やツールを必要とせず、専用のVRカメラで撮影した映像をトリミングや編集を行い、VRデバイスに直接アップロードするだけで、高品質な教育コンテンツを作成することができる。これにより、教育プロセスがより効率的で直感的になり、必要な情報が容易にアクセスできるようになる。

・技術と知識の資産化
CraftmanAIはChatyFineの組み合わせにより、技術と知識は有用で実用的な資産として蓄積・利用される。これは、VRでの実体験を通じた技術の習得と、ChatyfineのAI学習機能を用いた知識の獲得の両面から実現される。特に、ChatyFineはアップロードしたファイルから情報を学習し、その知識を用いて質問に答えることが可能だ。この機能は、CraftmanAI内でも利用可能で、VR内でプレイヤーが質問すると、VR内のアバターが音声とテキストで回答する。

・安全かつ便利なデータの保管とアクセス
CraftmanAIでは、巨大なデータを安全に保管し、ネット環境がない場所でも利用できるようにすることが可能だ。これは、VRデバイスに直接アップロードすることにより実現されている。

・自身のペースでの学習体験
CraftmanAIでは、映像内で体験可能な教育コンテンツを提供することが特徴だ。これにより、利用者は実際に手を動かして実習を行ったり、スローモーション機能を活用して熟練者の動きを自分のペースでトレーニングできる。これは個々の学習者が理解を深め、スキルを磨くための自己主導型の学習を可能にする。

・利便性と拡張性
WEBブラウザでも利用可能であるため、パソコンやスマートフォンなど、さまざまなデバイスで簡単にアクセスして利用することができる。

・個人情報の保護
CraftmanAIは、個人情報の保護に重点を置いている。データの流出や漏洩に対するセキュリティ対策が施されており、利用者は安心して使用することができる。

・産業界への応用
CraftmanAIは、医療から建築まで様々な産業界への応用が可能だ。例えば、医療の現場では、新たな手術手技の習得や症例学習をVR空間で実施することが可能になる。これにより、研修医が直接患者に対して手術を行うリスクを減らし安全な環境下での練習を可能にする。また、建築の現場では、VRを利用して新たな建築技術を学ぶことができる。工事の様々な現場を記録として残しながら、仮想空間上での実例を蓄積し次回の設計へ生かしたり、問題解決を行うことも可能となる。

・独自のAI技術、ChatyFineの活用
ChatyFineを取り入れることで、CraftmanAIは質問に対する自動応答機能を備えている。これにより、AIがアップロードされたデータを学習し、質問に対してファイルの情報から適切な回答を提供する。

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