CYBO、シリーズAラウンドで4億円の資金調達を実施

株式会社CYBOは、ジャフコおよびインキュベイトファンドを引受先とした第三者割当増資(シリーズA)で4億円の資金を調達したと発表した。

同社は、顕微鏡検査へのAI活用で、がんや血栓症などの病気の早期発見や治療の精密化を目指すスタートアップ企業だ。独自開発の高速撮像や細胞解析AIなどの技術を駆使して顕微鏡検査を効率化するソリューションを開発している。顕微鏡検査はがん検診や病理診断などで広く活用されているが、専門家の手技や経験、知識に大きく依存した検査のため、効率化や精度の安定化などが課題となっていたという。同社はこの課題に応えるために、検体画像を高速かつ高品質でデジタル化する技術、および画像を解析するAI技術を統合したプラットフォーム製品SHIGIの開発を進めてきた。さらに血液検査などの様々な用途にSHIGIを応用する研究開発も進めている。

今回、ジャフコおよびインキュベイトファンドを引受先として399,999,001円の第三者割当増資を行った。この資金を活用して、SHIGIをベースとしたAI医療機器の開発および事業化を推進し、2024年度中の販売開始を目指す。製品開発の加速および会社の規模拡大に伴い、エンジニアや管理人材などの採用を拡大する。
出典元:プレスリリース

Article Tags

カテゴリ

Special Features

連載特集
See More