pluszeroとアビスト、生成AIとAEIを組み合わせ製造業の品質や生産性の向上を実現するサービスの開発を本格化

株式会社pluszeroは、株式会社アビストと共同で、生成AI技術と、人間のように意味を理解できる新技術「AEI(Artificial Elastic Intelligence)」を組み合わせることにより、製造業全体の品質向上や生産性向上を実現するサービスの開発を本格化すると発表した。

両社の数年間のコラボレーションにより、アビストの中核業務である3D-CADの設計分野において、「設計情報の本体である3Dモデル」や「設計内容を次工程に伝えるために用いられる図面」の品質チェックの自動化に取り組んでおり、既に一定の範囲のチェック項目に対して自動化を実現しており、品質向上について成果があがっているという。
出典元:プレスリリース
その流れの中で、製造業の品質検査で用いられているチェック項目の文章自体をAEIで解析し、会社固有の表現や曖昧な言い回しの標準化を行う。この標準化により、テスト工程において、作業者固有の知識に依存することなく、ミスを低減し、品質向上に寄与する。本機能は、品質チェックの自動化に含まれる一機能だが、業種や企業を問わず、全製造業に適用可能だという。このため、チェック項目の標準化機能として、製造業向けにツールとして提供する予定だ。また、AEIはテスト項目の標準化だけでなく、テスト項目の言葉と実際の図面、3D-CADの内容を正確に紐づけることにより、高いレベルの品質チェックの自動化を実現することができるとのことだ。

また、AEIの適用によって品質チェックを自動化できる部分が増えていく中で、生成AIの技術を適用することにより、品質チェックに適合した3D-CAD設計の初期案を自動生成することが可能となる。この技術を通じて、設計全体の生産性向上を推進するとのことだ。
出典元:プレスリリース

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