「第1回 日本のマーケティング・営業領域における生成AIに関する意識実態調査」が実施
2023/6/22
HubSpot Japan株式会社は、日本でマーケティング職もしくは営業職に従事するビジネスパーソン計1,000名を対象に、生成AI(ジェネレーティブAI)に関する意識調査を実施したと発表した。
■調査結果サマリー
調査対象のビジネスパーソンに生成AIの認知度合いについて聞いた設問では、全体の55.6%が「聞いたことがない・知らない」と回答した。「聞いたことがあるが詳細はよくわかっていない」と回答した割合は28.4%、「聞いたことがありその意味や使い方を理解している」と回答した人は15.9%だった。
生成AIの業務における利用の状況を聞いたところ、「業務で使っている」と答えた人は13.2%で、職種別ではマーケティング職では19.2%、営業職では7.2%となった。
・生成AIを業務で利用する上での課題
生成AIを業務で「使っている」と回答した人に、利用にあたって課題に感じることを聞いたところ、第1位「情報が正しいかどうかが不安」(45.6%)、第2位 「著作権など法的な問題が起きないか心配」(27.2%)、第3位 「情報の出典元がわからない」(24.3%)(複数回答)となった。
・生成AIを「使わない」理由
一方、生成AIを業務で「使っていない」と回答した人に、使わない理由(複数回答)を聞いたところ、「使い方がよくわからない」「特にない・わからない」を挙げた人が全体の62.6%で、元々生成AIを認知していた人に絞ると34.4%だった。
また、生成AIのビジネス活用への意識について聞いたところ(複数回答)、「生成AIのビジネス活用を前向きに考えている」と回答した人は全体の15.7%で「生成AIのビジネス活用ははばかられる」と回答した割合5.2%に対して約10pt上回った。職種別で見てみると、「生成AIのビジネス活用を前向きに考えている」と回答したマーケティング従事者22.3%に対して、営業従事者は9.1%だった。
調査企画・実施 HubSpot Japan株式会社
調査委託先 株式会社マクロミル
調査対象 フルタイムで企業のマーケティングに従事するビジネスパーソン500名、営業に従事するビジネスパーソン500名、計1,000名
調査方法 オンライン上でのアンケート調査
実施期間 2023年5月30日(火)~2023年6月2日(金)
調査地域 日本全国