SEAFOLKS、デジタルツインを活用したソリューション提供を開始

株式会社SEAFOLKSは、2023年7月よりデジタルツインを使った様々なデータを活用した、現在の可視化・分析、未来のシミュレーションの可視化・分析を可能とするソリューション提供を開始したと発表した。

現在、世界では様々な企業がデジタルツインの技術を導入しており、今後、日本でも導入が期待されている技術だ。一般的な「メタバース」が仮想空間の中に様々なコンテンツを作るのに対して、「デジタルツイン」は、公に取得できるデータや、クライアントから提供される様々なデータを組み合わせて、現実そのままを再現する技術で、主に以下の目的で使われるという。
・現在あるものに対する分析、解析
・未来の予測・シミュレーションを精緻に行い検証
この技術は様々な分野での活用がすでにされており、大きな成果をあげているとのことだ。

特に現在、国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU」や、様々な公的データ、顧客が持つデータを取り入れることでデジタル上にそれを再現、もしくはシミュレートすることにより、管理コストの大幅削減、省人化、オペレーションなどの分析・最適化など様々な面でファクトベースでのマネジメント、コスト削減に大きな役割を果たす。また、近年は地球温暖化などの影響により自然災害が増加、災害対策に対する意識が高まっている中で、医療BCP、シミュレーションにおいても大きな役割を果たす。また二酸化炭素の排出量の管理、シミュレーションなどにも非常に有効だという。同社では51WORLDと戦略パートナーとして連携し、これまでの知見を活かし、日本での啓蒙・ユースケース拡大に邁進するとのことだ。

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