楽天証券、ChatGPTを活用したチャットサービス「投資AIアシスタント(β版)」の提供を開始

楽天証券株式会社は、2023年7月19日より、OpenAIのChatGPTを導入したチャットサービス「投資AIアシスタント(β版)」の提供を開始したと発表した。

「投資AIアシスタント(β版)」は、2023年9月(予定)までを試験運用として、先着順・利用者上限数を限定して提供する。1日の利用上限に達し次第、当日のサービス利用は終了となるが、新たに翌日、利用できるようになる。試験運用期間に検証を行い、正式版公開の検討を進める。
出典元:プレスリリース
「投資AIアシスタント(β版)」は、楽天証券と楽天グループ株式会社(以下、楽天)が共同開発した新しいAIチャットサービスだ。本サービスには、楽天が独自に開発して特許を取得したAIモデルと組み合わせ、OpenAI社のChatGPTを導入させた、オリジナルのAIを搭載している。「投資AIアシスタント(β版)」に質問することで、投資の基礎知識のほか、自身のレベルにあった投資方法や、楽天証券のオウンドメディア「トウシル」で発信しているおすすめの記事などを教えてくれる。なお、OpenAI社の「ChatGPT API」導入にあたっては、Microsoft Azure上のAzure OpenAI Serviceを利用し、楽天のセキュリティ基準のもとで運用する。また、楽天が独自に開発したAIモデルを活用し、より高いレベルでの情報の正確性担保と、顧客情報の安全性の確保が可能となるとのことだ。

近年、日経平均株価指数が3万円を超え、円安の状況も続く中、2024年から始まる新NISA制度を活用した資産づくりについても注目が高まるなど、この機会に投資を始める人が増加しているという。楽天証券は、顧客が安心して投資ができる環境づくりを常に考えると共に、顧客が自身で投資やお金について学びやすい環境の提供にも尽力しているという。特に、多くの顧客の疑問を迅速に解決すべく、AIをはじめとするデジタル技術の活用に注力しており、これまでも、原則24時間AIが自動応答する「AIチャット」やAI技術を搭載したFAQサイトの提供などを行ってきた。今回、生成AIを活用したチャットサービスを新たに提供することで、これまで以上に顧客ごとの投資に関する悩みを解決できるようになると期待しているとのことだ。
出典元:プレスリリース

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