オルツ、個別LLMの開発受託を開始
2023/7/26
株式会社オルツは、同社が提供する大規模言語モデル「LHTM-2」開発の経験を活かし、1750億パラメータ規模を含む各社個別LLM(大規模言語モデル)の開発受託を開始すると発表した。
LLMは対話生成、質問回答、アイデア生成だけではなく、設計次第で人事評価、市場調査、予測分析などの高度なタスクにも利用可能だ。これらのタスクでは、単純にLLMを適用しても解決が出来ず、様々なカスタマイズ、チューニングを行うことで、最適な出力を実装する必要がある。同社は、2019年より日本語GPTの独自モデルを保有しており、LHTM系(大規模言語モデル)を適用したNulltitude、altBRAIN、AI通訳、AI GIJIROKUなど多数のプロダクト実装経験を保有しているという。この経験を活かし、クライアントの課題設定から逆算することで、最短で低コストなLLMソリューションのコンサルティング、設計、開発、提供が可能になるとのことだ。また同社は、LLM開発と運用に関する知見の下、オンプレミス対応に適した小規模(数十億パラメータ)ながら1750億パラメータ規模と同等精度以上のアウトプットを出力できるリーズナブルなOptimalLLM開発も提供するとのことだ。