「中小企業の経営に関する実態調査」の第二弾が発表
2023/8/23
フォーバルGDXリサーチ研究所は、中小企業の経営者645人に「中小企業の経営に関する実態調査」を実施したと発表した。
中小企業経営者に、DXの取り組みレベルを今より上げたいと思うかと聞いたところ、71.3%が「はい」と回答した。また、GXに関しては54.7%が「はい」と回答した。
DXやGXを進めていく上で必須の人材の採用や育成の活動はできているか聞いたところ、DX人材に関しては、「全くできていない」、「あまりできていない」を合わせて82.6%が「できていない」と回答した。また、GX人材に関しては、「全くできていない」、「あまりできていない」を合わせて92.6%が「できていない」と回答した。
必要な人物像を「十分に描けている」と回答したのは、 DX人材に関しては10.8%、GX人材に関しては4.3%という結果となった。
DX人材・GX人材の明確な人物像の描き方について聞いたところ、いずれも「不足しているスキルの補填」が1位となり、「経営ビジョンからの逆算」、「現場からの意見を聞いて」も上位に挙がった。
中小企業経営者に経営ビジョンの有無について聞いたところ、DXの取り組みレベルがステップ3という企業のうち、ビジョンがある企業とない企業の割合は、87.5%:12.5%であるのに対し、DXに取り組めていない企業のうち、ビジョンがある企業とない企業の割合は24.4%:75.6%となった。また、GXに関しては、 ビジョンがある企業とない企業の割合は、75.0%:25.0%であるのに対し、GXに取り組めていない企業のうち、ビジョンがある企業とない企業の割合は36.8%:63.2%となった。
調査主体 :フォーバル GDXリサーチ研究所
調査期間 :2023年6月12日~7月11日
調査対象者 :全国の中小企業経営者
調査方法 :ウェブでのアンケートを実施し、回答を分析
有効回答数 :645人