みずほフィナンシャルグループとUPSIDER、グロースステージのスタートアップ向けデットファンドを設立へ

株式会社UPSIDERは、株式会社みずほフィナンシャルグループ(以下、みずほFG)と、スタートアップのサステナブルな成長に資する新たな金融サービスの開発と提供を行うことに合意し、みずほFG傘下の投資専門会社であるみずほイノベーション・フロンティア株式会社(以下、MHIF)を通じ、UPSIDERの子会社である株式会社UPSIDER Capitalに出資の上、合弁事業としてUPSIDER Capitalを運営会社とするスタートアップ向けデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」の運営を行うことを決定したと発表した。

本合弁事業における第一弾として設立するファンドは、グロースステージのスタートアップ向けに、これまでにないデット調達環境を提供することを目的としているという。なお、本ファンドへは、株式会社みずほ銀行および、UPSIDERがLP出資者として総額100億円の出資を行う。

■合弁事業開始の経緯

UPSIDERのテクノロジーを活用した新たな与信モデル、みずほFGの培ってきた融資ノウハウ・金融ソリューション等を融合することによる可能性と、UPSIDER・みずほFGで共通する挑戦を支えるという思い・共感を背景に、挑戦者を支える新たな金融サービスの開発・提供を行うことに合意したとのことだ。

本ファンドは、UPSIDERが培ってきたAI与信の技術を活用し、スタートアップの中でも特にグロースステージにあり、飛躍的な成長が見込まれる顧客を中心に最大10億円の融資を行う方針だ。また、事業展開が早いスタートアップに対して、テクノロジーを活用し最短1週間での与信判断・資金供給等、新たな顧客体験の提供を目指している。

■本ファンドの概要

出典元:プレスリリース
正式名称:UPSIDER BLUE DREAM Growth Fund 1号 投資事業有限責任組合

運営会社:UPSIDER Capital

出資金総額:100億円

LP投資家:みずほ銀行、UPSIDER

融資対象:グロースステージのスタートアップ

融資金額:最大10億円(1社あたり)

設立:2023年11月(予定)

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