日本最大級AI学習アプリ「QANDA」を運営するMathpressoが、教育に特化したLLM開発で戦略出資を受けビジネス拡大戦略を発表

AI学習アプリ「QANDA(クァンダ)」の開発・運用を行うソウル発のEd-techスタートアップ企業Mathpressoは、教育に特化したLLM開発のため、韓国の通信大手KTから約12億円を調達。グーグル、サムスン、バイトダンスなども出資する同社は総額資金調達額は約190億円になった。

「QANDA」は、幼稚園から高校を卒業するまでの13年間の教育期間であるK12学生向け学習アプリ。OCR技術(光学式文字認識)を活用し、独自のAIアルゴリズムを基盤に、ユーザーが質問写真をアップロードするだけで、数秒以内にパーソナライズされた解説を得ることができる。日本国内では、2018年11月に日本語版Aのサービスを開始。2024年3月現在では、日本国内で月間アクティブユーザー数70万人、登録ユーザー数460万人に達している。

2023年冬、「QANDA」は、韓国本社側でインタラクティブな対話形式の説明を提供するLLMベースのチャットボットを導入。2024年3月現在、50カ国以上で9000万人以上の登録ユーザーがいる。ユーザーの大半は韓国だけでなく日本、ベトナム、インドネシア、タイなどアジアに集中しているとのことだ。毎日、世界中で約800万枚の質問写真がQANDAプラットフォームにアップロードされている。Prep.Pie (LLM)は、AIを活用した大学受験準備のための学習教材ジェネレーターで、2024年3月にめどに正式にサービスを開始する予定。

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