NFTを活用した認証サービス「akichi」が無料公開!Web3開発を学ぶ高校生が開発
2024/4/16
高校生と大学生によるビジネスコミュニティ「First off Projects」は、NFTを活用したログイン管理システム「akichi」を公開した。
Contents
https://akichi.studymeter.jp/
■QRコードをスマホで撮影してNFTログイン
■イベント主催者やスペース提供者の入場管理を改革
■akichiを利用したNFT認証の流れ(例)
施設の入り口に、コントラクトアドレスを含むakichiのQRコードを設置
ユーザは、入館時にスマートフォンでQRコードを撮影し、akichiにログイン
ユーザがNFTを保持していれば、ログイン成功画面が表示される(成功時にあらかじめ設定した外部プログラムを起動することも可能)
詳しい導入方法は、akichi開発マニュアルを参照。
https://gainful-dinghy-88c.notion.site/akichi-b5c4d17ef6354cada389b40feb1fb3af?pvs=4
従来の紙や電子のチケットは、本人認証や転売対策、プラットフォームの利用手数料等が課題になっている。NFTを活用することで、イベント主催者やスペース提供者が抱えるこれらの課題を解決できる。
なお、NFTは自身で発行したものを利用可能だが、First off Projectsを運営するスタディメーター株式会社でもNFT発行代行サービスを提供しており、それを利用することも可能だ。
■エンジニアを志す高校生がChatGPTを活用して開発
開発者自身は、もともとWebサービスやWeb3の開発に関心があり、今回の開発のためにReact、Next.jsをはじめとするWeb開発技術から、Wallet ConnectやAlchemyのAPIを活用したブロックチェーンネットワークとの接続、AWS Amplifyを活用したサービスのデプロイまで、フルスタックな技術を学んだ。開発にあたってはChatGPTを積極的に活用し、システムの設計からサービス公開までを2か月で実現した。
今後は、他メンバーが取り組むコミュニティプロジェクトとの連携を深めるほか、外部システムとの連携機能を強化し、新しいコミュニティのあり方の模索や、Web3技術の活用促進に貢献することを目指す。