京都トヨペットにChatGPT連携「SELFBOT」を導入。社内問い合わせ対応を削減
2024/8/28
SELF株式会社のChatGPTとの相互連携システム「SELFBOT」が京都トヨペット株式会社に社内利用を目的として導入された。
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■SELFBOTを評価いただいた点
- 部署ごとにボットを作成できるため、管理者は学習リソースの管理がしやすく、利用者は利用目的を迷わない
- ボット学習用に登録したドキュメント自体が表示されるため、探している資料や欲しい情報へスピーディに辿りつくことができる
- ボットからの回答とボットに設定するプロンプトの関係性がわかりやすいため、ノーコードで管理者が簡単に改善を行える
- 利用者の海外言語での質問に対し、各種言語に対応した回答を自動生成するため、外国籍社員にとっても母国語で社内ルールや運用が確認できる
などの評価をいただいた。導入の前にはトライアルを実施し、実際にサービスを触って吟味した上での導入となった。
■SELFBOTとは
- SELFBOT顧客対応:https://self.systems/selfbot/
- SELFBOT社内利用:https://self.systems/selfbot-inside/
■SELFBOTの5つのポイント
トレーニング用のデータセット構築、シナリオ作成は不要である。既存のドキュメントファイル(Word、Excel、PDFなど)や、WebページのURLをアップロードするだけで、社内データと連携したAIチャットボットを構築可能。従来のチャットボットと比べ、圧倒的にスピーディな導入が可能である。
2. 使いやすい管理画面で手軽に維持管理
使いやすさにこだわった管理画面で、簡単に学習データの追加や編集が可能である。さらに会話ログの閲覧・分析やプロンプトのカスタマイズも可能。作成したチャットボットの管理・改善をひとつの画面から手軽に行える。
3. 情報漏洩対策など、セキュリティも万全
SELFBOTは、「個人情報の入力制限機能」や「対応する話題の限定機能」を備えており、セキュアに利用可能。Azure OpenAI Serviceと連携しており、会話内容がAIに学習される心配もない。
4. 参照リソースの表示、想定される入力文の提示など、高いユーザービリティ
回答生成と同時に参照したWebページやドキュメントへのリンクを提示。情報ソースへのアクセスや回答のファクトチェックを手軽に行える。また、入力が想定されるテキストをAIが予測し提示することで、ユーザーが質問を入力する手間を省く。
5. 多様な環境で利用可能
SELFBOTはMicrosoft TeamsやSlackといったビジネスツールをはじめ、様々な外部サービス、ツールと連携。GoogleサイトやSharePointで構築した社内ポータルサイトにも搭載可能で、LINE公式アカウントとも連携している。