スマートグラスとは?その特徴や具体的な種類について詳しく解説!
2021/2/8
スマートグラスを使えば写真や動画の撮影など、様々なことが行えます。ただし、具体的な特徴やその種類についてはあまり知られていません。今回は、スマートグラスのことを知りたい方や購入を考えている方に向けて、詳しく解説していきます。
Contents
スマートグラスとは?
スマートグラスという言葉を聞いたことがある人はいるかもしれませんが、具体的にどのようなものなのかについてはあまり知られていません。以下ではスマートグラスの概要や特徴について具体的に解説していきます。
スマートグラスってどんなもの?
スマートグラスを利用すれば、実際に目で見ている光景に情報を表示するディスプレイを通じ、様々なことが行えます。例えば動画を視聴したり、遠くの場所から情報を受信したりと、目的に応じて使用することが可能です。
イメージとしてはSF映画などで登場する定番アイテムが分かりやすいかもしれません。スマートグラスは企業においても日々のビジネスシーンで幅広く活用することが期待され、現在も開発や導入が行われています。
スマートグラスの特徴
しかし、スマートグラスを使用すれば両手を使用せずに情報を見ることができたり、操作をすることができます。そのため、何かを行いながら使用することができることが大きな特徴です。
また、視界に関わることもスマートグラスの特徴の一つです。人間は多くの情報を視覚から取り入れていますが、ウェアラブルアイテムの中で視覚情報に直接的に関わることが可能なのはスマートグラスだけです。
このように、手を使わずに利用できる点や、視覚から情報を処理できる点は、スマートグラスの特徴であると言えます。
スマートグラスの使用用途とは
写真・動画の撮影
「手を使わずにどうやって操作するのか」と、気になる方も多いかもしれません。スマートグラスでは、目を閉じたり、コマンドを音声で発するといった行動によって写真や動画の撮影を行うことができるのです。
手を使わずに利用できるため、料理をしながら動画を見るなど、様々な場面に活用することが可能になります。
サングラスのようにかけるだけで、このような撮影ができるのは、スマートグラスの魅力の一つであると言えるでしょう。
動画の視聴
自分が見ている風景の中に動画を投影することができ、いつでもどこでも大画面で動画を視聴することが可能になります。もちろん、スマートグラスを通して見ている動画は、装着している本人以外の人には見えることはありませんので、自分一人の空間を楽しむことができるのです。
画面の共有
このような機能を利用することで複数の作業場の様子を本社で確認することができるなど、様々なビジネスシーンに役立てることが可能です。
また、画面の共有は友人や家族と連絡を取る際にも利用でき、ビジネス意外にも幅広い利用方法があります。
通話
通話方法もビデオまたは音声で通話ができ、種類によっては骨伝導スピーカを採用しているものも存在します。スマートグラスを使って通話を行いたい場合は、事前に通話ができる機種なのかをよく確認しておくようにしましょう。
スポーツデータの記録
また、記録したデータをそのまま視覚化できるのもスマートグラスならではの特徴と言えるでしょう。
スマートグラス意外にも時計など、体の一部分に取り付けてデータを取るものもありますが、スマートグラスであれば正面を向いた状態でデータを確認でき、利便性が高いというメリットがあります。
ルートの案内
車などであればルートを確認するたびに毎回ナビを確認する必要がありますが、スマートグラスはわざわざナビを見なくてもルートの確認が行えるため、非常に便利です。
翻訳
お仕事や日常の生活において、突然外国人の方とお話ししなくてはならない時もあるかもしれません。
スマートグラスを利用すれば、画面上に字幕による翻訳が表示され、そのような場面に遭遇しても焦ることがありません。
このように、翻訳機能は様々なビジネスシーンにも対応することができるため、幅広い分野での活用が期待されています。
スマートグラスの選び方
片目タイプと両目タイプで選ぶ
片目タイプでは文字通り片方にしかディスプレイが付いていないため、自分の視界を広く確保できる反面、表示は小さめになってしまいます。そのため、両目タイプよりも軽量で、扱いやすさを重視するのであれば片目タイプを選択するのが良いでしょう。
それに対し、両目タイプではディスプレイが広い分、資料や図面を大きく表示することが可能です。このような特長から、マニュアル通りの作業を行ったり、資料を比較検討しながら作業を行う場合には両目タイプが適していると言えるでしょう。
自分が行う作業の特性に応じて、どちらのタイプを選択すべきなのかを考えるようにしましょう。
防水などの機能の有無で選ぶ
もし、普段の仕事などで水がかかる可能性がある場合などは、防水性能のあるスマートグラスを選ぶ方が良いでしょう。また、防水だけではなく防塵機能のある機種も存在しているため、併せて確認するようにしましょう。
この他にも明るい場所でも問題なく作業できるように遮光シェードが取り付けられたものや、防護シールドを搭載して目を保護しているものもあります。利用する際には現場の状況や使用目的に応じた機種を選択することが大切です。
バッテリー容量で選ぶ
ただし、スマートグラスの種類によってバッテリーの駆動時間にも幅があり、約1〜4時間程度と差があります。
もし、業務用として長時間の利用が予想される場合には、できるだけバッテリー容量が大きいものを選ぶことをおすすめします。容量を確認せずに購入してしまうと、後から後悔することになりかねません。そのようなことにならないためにも、バッテリーの容量をあらかじめ確認しておくようにしましょう。
また、バッテリーは管理する環境にも注意しなくてはなりません。保管場所や充電している場所が高温多湿であったり、その反対に極めて温度の低い場所などで保管していれば、バッテリーそのものに対して損傷を与えてしまう可能性があります。
そのため、バッテリーを扱う際にはその管理環境にも十分気を付ける必要があるでしょう。
スマートグラスの種類
エプソンMOVERIO Pro BT-2000/2200
防塵防滴仕様になっており、ハードユースにも対応しています。大画面のディスプレイは非常に見やすく、遠隔からのサポートを行う上で最適です。ヘルメットタイプですので現場での作業にも利用することができます。また、メガネの上からでも装着することが可能ですので、柔軟に使用することができるでしょう。
JINSMEME
このことは、日常の生活でメガネを利用しているユーザーにとっては大きなメリットでしょう。なぜなら、度入りでも使用できるのでスマートグラスとメガネを併用することが可能になるからです。
MECEシリーズにおいてはセンシング機能を通して日々の行動をデータ化することが主な機能となっています。この機能を利用すれば、安全運転やヘルスケアなど、各目的に応じた使い方を行うことができるため、ユーザーの生活をより豊かにすることが可能です。
Google Glass
機能としても、写真やビデオ撮影が行えるほか、既存のGoogleアプリケーションが搭載され、音声コマンドも行うことも可能です。Google GlassはAndroid OSをベースにしており、画素数の高いカメラや長時間の稼働も行えるバッテリーを搭載しているため、職場での使用が想定された実用的なモデルとなっています。
まとめ
ただし、使用する目的をしっかり考えておかなければ、利用したい機能が搭載されていないスマートグラスを購入してしまうことになりかねません。
そのため、購入する前にはどのような目的に使用したいのかを明確にしておき、用途に応じたスマートグラスを選択することが大切です。あらかじめ、購入しようとしている商品の性能を調べておけば、後々後悔することもありません。
上記のことを参考にして、実際に利用するかどうかを判断するようにしましょう。