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Wherebyのセキュリティは万全?安全に使用するポイントについて解説

新たなWeb会議ツールとして注目を集めるWherebyのセキュリティ面はどう評価すべきなのでしょうか? ビジネス目的での利用ではセキュリティへの信頼が欠かせません。そこでWherebyを安全に使用するためのポイントについて解説します。
Web会議ツールのWhereby(ウェアバイ)は、日本語に対応しておらず、知名度の面でもZoomやGoogle Meetに遅れを取っています。また無料版では会議に参加できるメンバーが最大4名に限られるなど、小規模なミーティングに利用が限られる可能性があります。ただ、一方で無料版にもかかわらず、時間無制限で利用できる点は大きなアドバンテージになる可能性を秘めています。そんな新たなWeb会議ツールとして注目を集めるWherebyのセキュリティ面はどう評価すべきなのでしょうか? ビジネス目的での利用ではセキュリティへの信頼が欠かせません。そこでWherebyを安全に使用するためのポイントについて解説します。

Whereby(ウェアバイ)とはURLを繰り返し利用できるWeb会議ツール

Wherebyでは、主催者が会議に利用するルームを設定しますが、その際に生成されるURLは繰り返し利用できるという特徴があります。Zoomでも同様に固定のルームIDを使用しますが、変更も可能で、パスワードを設定することでセキュリティを高めることが可能です。また、Google Meetでは基本的に毎回、異なるURLを生成する仕組みとなっています。そこでURLを繰り返し利用するWherebyの安全性について、解説していきます。

URLへアクセスしてもらうだけで利用可能

まずはWhereby(ウェアバイ)の基本的な特徴について解説しますが、同Web会議ツールでは会議の主催者はアカウントを必ず作成する必要があるものの、参加者は共有されたURLにアクセスするだけで、利用できます。参加するだけならアカウントの作成は不要というわけです。また、会議を開催するに当たって、ルームのURLを設定しますが、これは1度発行したURLを繰り返し利用できる仕様になっています。そのため会議を開催するたびに部屋を作成する手間が省けることになります。

スマホなどモバイル機器でもアプリで利用できる

PCのスペックに不安があり、Web会議を行う際にはスマホのカメラやマイクを使って、接続したいという人もいます。PCの動作がWeb会議ツールの負荷で遅延するのを避けるためです。そんな人にもWherebyはおすすめできます。WherebyはソフトやアプリをインストールことなくブラウザでWeb会議に参加できますが、スマホ用のアプリも提供しており、スマホやタブレットPCなどのモバイル機器からでも利用できます。

一部のWeb会議ツールでセキュリティの脆弱性が発見された

遠隔地にいる人たちと画面を共有しながら、打ち合わせできるWeb会議ツールの普及によって、リモートワークが快適になりましたが、一部のWeb会議ツールでセキュリティの脆弱性が発見されたことで、どのツールを使うのか、また安全に使用するための対策が議論されています。機密情報を扱いがちなビジネスミーティングではとても重要なポイントです。そこで、Web会議ツールで発生しがちなセキュリティ問題について整理しておきましょう。

問題1|第三者が会議に入ってきてしまう

Web会議ツールの操作に不慣れなユーザーが、会議に使用するIDやURLを誤ってSNSなどに貼り付けてしまったことで、メンバーではない第三者が入り込み、暴言をはいたり、個人情報と晒すといった荒らし行為が一時、問題となりました。Zoomでは「Zoom爆弾(Zoom Bombing)」と呼ばれていた迷惑行為ですが、会議室に入る前に参加者が待機する部屋を新たに設けたり、パスワードを設定することによって、こうしたトラブルはほとんどなくなりました。Wherebyでも参加者は「knock」というボタンをクリックし、主催者が承諾すれば会議に参加できるような仕様になっています。

ただ、Web会議ツールを使用する場合、フリーWi-Fiなどセキュリティが脆弱なアクセスポイントをつかった接続は避けるべきだと指摘されています。個人情報が盗み見されるリスクがあるからです。もし、どうしてもフリーWi-Fiにしか接続できない環境にいるというケースでは、VPNなどの通信を暗号化できるツールを使うことで、第三者への情報漏洩を防ぐことができます。

問題2|他のWebサービスのID・パスワードが抜かれてしまう懸念

多くのWeb会議ツールでは、予定している会議、あるいは今すぐ開催する会議の告知を参加者に行う際に、IDやURLを活用します。URLならクリックするだけで、会議室へと飛んでくることができるため、SNSなど不特定多数が閲覧できる場所に掲載するのは絶対に避けなければいけません。URLを入手した第三者が会議に乱入するなど、迷惑行為を行うリスクがあるからです。こうしたセキュリティの脆弱性を防止するために、参加者にパスワードを入力させるWeb会議ツールもあります。ただ、パスワードも同様に漏洩してしまえば、第三者の乱入を防ぐことができません。くれぐれも、IDやURL、そしてパスワードの管理には注意を払いましょう。

また、毎回、会議室のURLを変更できるWeb会議ツールを利用しているなら、面倒ではありますが、頻繁にURLを変更して、使いまわさないようにすることをおすすめします。定例会議や参加者の多いミーティングでは告知するのが面倒で、同じURLを使いがちです。Wherebyでも会議室のURLは固定ですが、変更することもできるため、セキュリティを高めるためにも、毎回見直すべきです。

Wherebyを安全に使用するポイント

Web会議ツールはインターネットを使って、遠隔地のメンバーたちと顔を突き合わせながら、打ち合わせができる便利なサービスです。リモートワークの普及によって、コミュニケーションや情報伝達をスムーズにするためにも欠かせませんが、安全に使用することも重要なポイントです。何度もWeb会議ツールを使っているうちに慣れが生じ、セキュリティに対する危機意識も低下しがちです。ですが、常に通信が安全だとは言い切れません。安心して利用するためのポイントを整理しておきましょう。

使用する際のネットワーク環境に注意する

Web会議では背景に他の人が映らないか気になったり、できるだけ静かな環境で回線をつなぎたいところです。そのためLANケーブルでつなぐのではなく、ノートPCを持って移動できるWi-Fiでのアクセスのほうが好都合という人もいるでしょう。ただ、セキュリティ対策をしている家庭内やオフィス内のWi-Fiなら良いですが、不特定多数が利用するフリーWi-Fiでは、アクセスポイントに接続することで第三者に情報を盗み見されるリスクがあります。とくにパスワードが設定されていないようなアクセスポイントではWeb会議ツールを使用しないようにしましょう。

もし、急いで接続しなければならず、どうしてもフリーWi-Fiしか手段がないなら、フリーWi-Fiプロテクションといったアクセスポイントの安全性をチェックしてくれるツールや、VPNで通信を暗号化することによって、情報の漏洩を防ぐ工夫をする必要があります。

knock機能を上手に活用する

Wherebyにはknock機能というものが搭載されています。WherebyはURLで参加者にWeb会議が行われる場所を告知しますが、参加者は会議室に入る前に「knock」というボタンをクリックし、ホストに入室の許諾を依頼する機能です。もし、URLを配布していない第三者が「knock」した場合、ホストは会議室への入室を拒否することができます。ホストは正しいユーザーが入室しようとしているのか、会議が始まる前に、参加メンバーを確認することができるわけです。会議を主催するホストはknock機能を活用して、安全なミーティングを開催できるよう進行を管理する責任があります。

正しい使い方でセキュリティ対策万全なWeb会議をする

さまざまなWeb会議ツールが登場したことで、価格や機能性、制限時間、参加人数など、比較しながら、吟味することができるようになってきました。一方でWeb会議の安全性はホストや参加者の使い方にも左右されます。正しい使い方を把握することで、情報漏洩などのリスクを減らすことができるようになります。万全なセキュリティ対策が取れるように心がけていきましょう。

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