データ分析とチャットを組み合わせたコーチングサービスがリリースへ 中間管理職のマネジメント課題の解決を目指す

Paddle株式会社は、HRテックサービス、マネジメント向けクラウド型チャットコーチサービス「ikas(アイカス)」を、9月17日(火)にリリースする。ikasは、中間管理職ひとりひとりにコーチがつき、”データ分析”と”チャット”を組み合わることで、マネジメント課題に対する最適な解決策・手法を提案。タイムリーな学びと課題解決を支援する。中間管理職の日々の成長・変革を促すことで、従業員エンゲージメントやパフォーマンス向上に繋がる、現場起点の新たな「働き方改革」や「組織開発」を促進する。

ikasの開発背景/活用シーン
我が国では、労働人口の減少や雇用の流動化に伴い、人材獲得競争が激化している。中間管理職に期待する役割で最も高いものは「部下の育成、マネジメント」という調査結果もあり、人材の獲得と定着が重要視される中でピープルマネジメントの重要性が高まっているが、労働者の労働観の変化もあり、マネジメントは年々複雑化している。一方で、マネジメント手法は属人的であり、経験を重ねるごとに固定化していく傾向があるため、変化・複雑化するマネジメントを効果的に行うことは、多くの管理職にとって困難だ。

Paddleでは、テクノロジーを駆使することで、今まで座学研修やワークショップを中心に行ってきた管理職育成について、日々発生する課題を活用した”オン・ザ・ジョブ・トレーニング”として継続的に実施することを可能にしたという。ベテラン管理職のチェンジマネジメント、新任管理職の育成ツールとして活用できるサービスだ。

また、管理職が高いエンゲージメントレベルの時、そうでない管理職の場合と比べて従業員エンゲージメントが高い割合が59%高まるとのGallup社の調査結果もあり、管理職は従業員にとって非常に重要な存在である。これまでの人事部門主導の制度面を中心とした取り組みだけではなく、部門ごとの中間管理職が中心となって行う組織活性化、エンゲージメント向上を実現するためのツールとして、効果を発揮するとのことだ。
ikasの特徴
(1)管理職ごとの課題分析や解決策は、チャットコーチが個別にアドバイス。
アンケートによりスコア化したチームのマネジメント状態とチャット内容をデータ分析することで、課題に応じた最適な解決策・マネジメント手法を提案する。

(2)自身のマネジメント課題にタイムリーに取り組むから、効果・継続率が高い。
実際の課題解決に取り組むため、座学研修よりも頭に残りやすく、効果が出やすいという。チャットコーチが対話、応援することで、忙しい管理職でも取り組み続けることができる。

(3)中間管理職とチャットコーチが直接やり取り。人事の負担を増やさず導入可能。
追加の人事工数が割けなくても、低予算からでも、利用を始めることができる。クラウド型システムのため、一部組織からでも、簡単に導入が可能。

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