「AIを使った発明創出プログラム」が5月に提供開始へ 特許調査が数日から数秒へ

最先端のAI技術を開発したamplified ai, inc.と発明創出のフレームワークを持つTechnoProducer株式会社は、共同で「AIを使った発明創出プログラム」を2020年5月より提供開始すると発表した。従来数日かかった特許調査が数秒で行え、特許リエゾン未経験人材でも迅速な権利化が可能となるという。

出典元:プレスリリース
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企業では、特許リエゾンが発明を特許権利化に繋げる重要な役割をしているが、昨今技術の多様化と開発サイクルの短縮により、その人材不足が慢性化。特許権利化の質とスピードをいかに維持するかが深刻な課題となっている。この問題に対し、現在多くの企業がAIツール導入を検討しているが、これまでAI技術の精度不足とAIと人間が協業する際の明確なフレームワークが無いことから、未改善の状態が長く続いていた。

今回のプログラムは、グローバル企業の技術者7500名以上が学んだTechnoProducer社の発明創出のフレームワークと、Amplified社の最先端の人工知能技術を搭載したAI調査ツール「Amplified」を組み合わせて提供する。フレームワークで技術の核心を捉え、AIツールがベテランリエゾンに匹敵する高度な技術知識と調査スキルを補完。このAIとのハイブリッド作業を通じ、リエゾン未経験人材でも、発明アイデアを迅速に権利化できるとのことだ。

さらに、従来ツールでは数日間かかる特許調査がAIで数秒に短縮されることから、発明の初期段階から特許調査の反復が可能となり、最終的に牽制力のある「強い特許」の継続的な出願が企業規模を問わず可能となるという。

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