“環境・SDGs貢献度”をAIが数値化しマイルに変えるサービスが開発 環境や社会に優しい好循環のコミュニティー構築を目指す
2020/4/7
企業や自治体の取り組みが環境や社会に与える影響への評価・分析を行うサステナブル・ラボ株式会社は、持続可能な世界を実現するために国連で定められた国際目標【SDGs】の“見える化”を進めるため、AI(人口知能)を活用し調査、分析を行ってきた。これまでに都道府県や企業の【SDGs】のスコアの調査・分析するサービスを行っている。4月には、新たな取り組みとして、各企業や自治体とコラボレーションし、環境に優しい製品を購入したり環境に配慮した場所を利用したりするとマイルがたまり、そのマイル数に応じてサービスが受けられる「SDGsマイレージ」制度を2020年春よりスタートする。
■環境に優しく過ごして より生活を豊かにする「SDGsマイレージ」とは
このマイルは、カフェや旅館、お土産屋さんとコラボレーションし、それぞれの施設がどれだけ【SDGs】に貢献しているかをGIRIGO(ギリゴ)プラットフォームのAI(人口知能)を用いて数値化する。その数値に合わせて、その店舗などで買い物などをした顧客にマイルを付与。そのマイルを貯めれば、累積マイルにより決まるランクに合わせて値引きや特典を受けられるというシステムだ。このシステムを通じて、環境や社会に優しい消費行動をした人ほどサービスを受けられる好循環のコミュニティーを構築することが目的だという。