採用の悩みを「AI×脳科学」で解決! web面接x応募者コンピテンシー検査システム『inAIR(インエア)』提供開始。

株式会社マイダスアイティジャパン(以下マイダス)は、脳科学論文を400本以上収集・分析した結果をもとに開発された、web面接x応募者コンピテンシー検査システム『inAIR(インエア)』を提供開始すると発表した。本サービスは、応募者の外見的な要素を客観的に測定する「Web面接」に脳神経科学理論に基づき応募者の職務適合度を分析する「ゲーム型テスト」を組み合わせて、より妥当な評価資料として「採用の方向を提案する」AIサービス。

出典元:プレスリリース

■ inAIRの特長

inAIRは、応募者の外面的要素を判断する質疑応答(V4)と内面的要素を測定する成果力量判断ゲーム(P6)で行われる。質疑応答の過程では、Vision・Voice・Verbal・Vitalデータ(以下、V4)から好感度や感情伝達・意思表現能力を分析する。ゲームを解いて行く過程では、無意識的行動及び遂行結果から前頭前野(Prefrontal Cortex)の6つの所要領域に対するコンピテンシーを測定する技術(以下、P6)を用いている。
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「AlphaGo」(アルファゴ)が囲碁のルールや棋譜などを学習して力量を高めたように、inAIRのAIも脳神経科学分野の研究論文・測定方法論など(約400本)の学習でメタ分析能力を備え、部長クラス以上の外部人事担当者120人の判断データも学習した。また、49社の6800名余りの在職者の成果データ、企業別在職者の資料も学習し、コンピテンシー判断能力を最大化させた。

通常のAI面接、WEB面接ツール、適性検査と最も差別化されたところは、応募者がゲーム型タスクを行うという点。脳神経科学の研究結果をもとに応募者のコンピテンシーを測定できるように作られたゲームは、応募者の意識的行動及び遂行結果から前頭前野の活動を測定する。ゲームとはいえ正解があるものではなく、出された課題に対する「解き方」を見るタスク検査であるため、不正行為や学習効果も防止することができる。ゲームは継続的にアップデートされており、応募者は通常10個程度のゲームテストを受ける。

■ サービス開始の背景

inAIRは、全ての就活生に対し「公平な機会」と「公正な評価」を提供するために開発された。 該当の企業や職務にぴったり合うはずの人材が面接官の偏見や偏向、そして、偽りのある他のエントリーシートで落ちてしまうことを防ぎ、応募者の固有なコンピテンシーを客観的に分析したデータを基準に、自社に合う人材をマッチングできるようにしたいというのが目的だ。
出典元:プレスリリース
約3年の開発過程を経て誕生したinAIRは、韓国の大手製薬会社や公企業·銀行など1000社余りに導入された。マイダスは、「AI採用ソリューション」としてのinAIRの開発のため、企画段階から生物学、脳神経科学理論を融合させることに力を入れてきた。そして、発展を重ねながら、応募者が自分のコンピテンシーをより落ち着いた状態で発揮できるよう受験環境を大幅に改善し、在職者との類似度分析機能及びハイパフォーマーコンピテンシー分析機能をさらに強化してきた。これからも継続的にAI技術を高度化していく予定であり、また、企業別の職群と職務別のハイパフォーマーのデータを学習させ、応募者の未来成果予測力を高めていく計画だという。

■ AIの役割は

inAIRでの「AI」は、全プロセスの中で測定及び予測を担当。応募者の表情や音声、言葉を認識しゲームデータ及び反応を収集して、このデータを評価項目別の点数に置き換える。そして、組織内で良い成果を出す在職者群のデータを応募者のデータと比較し、応募者がハイパフォーマーの在職者のうち、誰と最も類似した特性を持っているのかを示す。すなわち、「AI」は人事担当者の意思決定が効果的かつ効率的に行われるよう支援する役割であり、当落を直接決定しないという点だ。「AI」が大量のデータを処理して特徴的関係やパターンを抽出し、新たなデータについて推定や予測を行うとしても、その推定と予測のデータに「価値」を与えるのは人間だと思っているとのことだ。

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