位置情報を活用し、緊急事態宣言前後の通勤混雑駅周辺やコンビニ利用客の人流変化を解析
■調査1.首都圏郊外の通勤混雑駅周辺の人流変化
緊急事態宣言のあった日を含む週とその後の週の日別の推計訪問数の変化を比較
・通勤目的での利用が多数と思われる平日の訪問数は、緊急事態宣言前後の各1週間を比べると27%程度の減少に留まる。
・3月下旬以降通勤客は減少しているが、緊急事態宣言以後も一定数は維持。
■調査2.首都圏郊外のコンビニへの人流変化
・緊急事態宣言前後の1週間を比較するとコンビニへ訪れる人は、約75%へと減少。
・時間帯別の来訪傾向は、通勤人数が減少したせいか、8時台の朝のピークは24%減少、夕方17-19時台のピークは、25~40%減少した。
【調査概要】
期間:2020/4/1-4/19
新型コロナウイルス感染症の拡大懸念が広がる中、政府による緊急事態宣言発布前後の1週間を比較
解析場所:
首都圏郊外混雑駅および駅周辺 4箇所。
首都圏郊外に立地するコンビニ 複数箇所。
(※指定したエリアのサイズに関しては、各エリアで異なる。)