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「2020年上期インターネット広告市場動向および2020年下期業種別出稿動向予測」が発表 新型コロナウイルスの影響が明らかに

株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社サイバー・コミュニケーションズ(以下、CCI)は、2020年7月上旬、国内のデジタルマーケティング業界の関係者を対象に新型コロナ禍における「インターネット広告市場」の動向に関する調査を実施した。
今回の調査では新型コロナウイルスが、インターネット広告市場にどのような変化をもたらしたのか、特に広告予算の変化を探ることを目的として実施した。また今回の調査結果に加え、同社が開発した運用型ディスプレイ広告市場調査ツール「CCI 360 Programmatic Display Market Analytics」で出稿状況を把握するとともに、一部の業種についてはソーシャルリスニング分析を行い、2020年上期のインターネット広告キャンペーン費用の推移や消費者のSNS上の声などをもとに該当期間におけるインターネット広告の出稿傾向をホワイトペーパーとしてまとめた。ホワイトペーパーはこちらから資料請求できる。

■2020年上期と2019年上期のインターネット広告キャンペーン費用の比較

新型コロナウイルス感染状況が非常に深刻化した2020年上期。2019年上期と比較するとインターネット広告予算は61.5%が減少したと回答。さらに20.4%が大きくキャンペーン費が減ったと回答しており非常に厳しい状況がうかがえる。
出典元:プレスリリース

■新型コロナ禍におけるインターネット広告取引手法別のキャンペーン費増減

検索、アフィリエイト以外の取引手法ではキャンペーン費が減少したとの回答が多かった。特に予約型については、全体の60.5%が減少したと回答。
出典元:プレスリリース
減少したとの回答は予約型(60.5%)、アドネットワーク(41.7%)、運用型広告(39.6%)、ソーシャル広告(33.7%)の順になっており、検索広告とアフィリエイトは、全体の60%以上が変わらないと回答している。

■新型コロナ禍における運用型ディスプレイ広告市場の状況

3月9日週以降12週間下落したが6月に入り回復。底を打ったと言える。しかしCPMは依然として低水準。広告単価の高い大型広告主が戻ってきていないと思われる。
出典元:プレスリリース
1.2020年3月9日週以降運用型ディスプレイ広告のキャンペーン費は下落傾向。4月20日週には新型コロナ禍前の2月24日週と比較し約26%下落。
2.同週からCPMも下がっている。4月13日週は新型コロナ禍前の2月24日週と比較し約46%下落。
3.5月18日週以降回復。6月に入り回復の傾向は顕著に。6月22日週には、新型コロナ禍前(2月)の水準に戻る。

■キャンペーン費が減少した業種

「交通・レジャー」が減少したという回答が43.5%と圧倒的。4月、5月の緊急事態宣言以降の外出自粛の影響を大きく受けていることがうかがえる。
出典元:プレスリリース

■業種別出稿動向予測

出典元:プレスリリース
その他の業種については、ホワイトペーパーに記載されている。

<調査概要>
タイトル: 「インターネット広告市場」の動向に関する調査
調査手法: メール配布によるアンケート調査
調査時期: 2020年7月6~17日
対象者 : 広告主、広告会社、メディア、プラットフォーマー、アドテクノロジーベンダー(DSP、SSP、アドネットワーク、DMP、アドベリソリューションなど)、メディアレップなどインターネット広告市場に関係ある人を対象
回答数: 540
調査実施: 株式会社サイバー・コミュニケーションズ

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