渋谷区、官民連携プラットフォームで産業支援 「動画配信プラットフォーム」と「ファッションECサイト」を今秋ローンチへ
2020/8/27
YOU MAKE SHIBUYA クラウドファンディング実行委員会は、コロナ自粛によりダメージをうけた渋谷カルチャーを支える2つの産業(エンターテイメント・ファッション)への支援として、動画配信プラットフォームとファッションECサイトを今秋にローンチすると発表した。
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エンターテインメント産業支援は、動画配信が利用できるサービスとして、渋谷区公認(仮)の配信プラットフォームを構築。文化的な活動をしている団体や個人を対象に、次世代のエンターテインメントを渋谷から全国に発信したいと考えているという。コロナ以前、渋谷には多種多様な才能が集まることで常にカルチャーが生まれてきた。With/Afterコロナにおいて、リアルの活動が制限される中、発信する場を創出したいと考えているとのことだ。まずは、区内の文化施設へのライブ配信設備投資からはじめ、ゆくゆくはライブ配信の映像演出などをサポートするだけでなく、集客やチケッティング、物販などアーティスト活動にまつわる様々な要素を包括的にまかなえるサービス支援を目指す。様々な企業やサービスとの連携も視野に入れ、今秋開催予定の「SHIBUYA CULTURAL LIBRARY」(9月29日(火)、10月2日(金)、3日(土)開催予定)や渋谷音楽祭(10月17日(土)・18日(日)開催予定)などから実験的な運用を進める。
ファッション産業に対しては、渋谷・原宿エリアを中心に街全体を繋げたファッションのお祭り「SHIBUYA HARAJUKU FASHION FESTIVAL」(以下、シブハラフェス)と連携し、渋谷区公認(仮)のECサイト「YOU MAKE SHIBUYA EC(仮)」を10月17日(土)にオープンする。このECサイトは、渋谷区内のアパレルブランドやショップ、デザイナーが対象となり、初期費用を抑えることで参入障壁を下げ、集客やプロモーションをECサイト主体で行うことで、小規模なショップでも出店しやすいサービスを目指す。また国内だけでなく海外の大手ECサイトへ出店を予定している。本サイト始動にあたり、シブハラフェス内で、リアルな場と連動したオンラインファッションショーを開催予定だという。
■オンライン配信環境の整備
■配信プラットフォームの構築と連携(企画制作サポート)
■エンターテインメント発信の場の創出
■YOU MAKE SHIBUYA EC(仮) 構築
<出店者メリット>
・一般的にかかるECモール初期費用が不要(参入障壁の撤廃)
・大手ECモールと同様に商品を送るだけで、EC業務をすべて委託することが可能(業務負荷の軽減)
・ECショップ主体でのプロモーションによる新規ユーザーの獲得(集客施策コストの軽減)
ECサイト名:
YOU MAKE SHIBUYA EC powered by SHIBUYA HARAJYUKU FASHION FESTIVAL
ローンチ時期:2020年10月17日(土)予定
出店対象:渋谷区に店舗があるショップ、渋谷区のショップで取り扱いがある、またはショー発表している国内デザイナーやブランド
出店募集時期:2020年9月上旬予定
■SHIBUYA HARAJUKU FASHION FESTIVALオンラインファッションショーの開催
参加対象:調整中
開催時期:2020年10月17日(土)、18日(日)予定(SHIBUYA HARAJUKU FASHION FESTIVALと連携)