ブロックチェーンで資格証をデジタル化、「資格のDX」を目指した実証事業が開始
2020/9/25
LasTrust株式会社と、株式会社サートプロは、サートプロが運営管理を行う各種団体の資格証明書を、LasTrustのブロックチェーンを活用した証明書発行サービス「CloudCerts」でデジタル化する実証事業を2020年9月25日より開始すると発表した。
■デジタル化の対象とする資格
■実証事業の背景と目的
・ペーパーレスの実現。環境面への配慮とサスティナビリティ(SDGs)の確保
・デジタル化による有資格者の利便性の向上(有資格証明のスマホ管理、デジタル有資格証明書のURL送付、SNSへの連携等)
・有資格者の実績をブロックチェーンに記録することで、個人の実績を永続的かつセキュアに担保
・紙代、印刷費、郵送費等の間接費の削減
・紙の証明書の作成・送付作業などを撤廃し、付加価値を生む業務へリソースを分配すること
■ブロックチェーン技術を活用する理由
しかし、ブロックチェーンには
・一度書き込んだ情報を変更できない耐改ざん性
・ブロックチェーン上に分散管理しておくことで、資格提供団体の状態に関わらず半永久的に実績の記録が残る
・資格証明書の有効性をゼロコストで検証できる
という利点があり、ブロックチェーン技術を適用する必然性があると考えているとのことだ。
■実証事業の予定
2020年10月 証明書デジタル化の予備提供開始と市場調査
2020年11月 資格証明書デジタル化の検証
2020年12月 資格証明書デジタル化の本格運用
■実証の内容
②期間内の対象者にアンケートを実施、利用状況や感想など取得し検証を行う予定
・デジタル化の対象とする資格・試験(実証事業)
検定名(認定団体)
IoT検定(IoT検定制度委員会)