音楽ライブ配信手数料が無料の配信プラットフォームが開発
2020/10/9
TOOS CORPORATIONは、2020年10月9日(金)、ライブハウスをはじめとした音楽業界と音楽ビジネスを支える配信サービス「Qumomee」より、プラットフォームシステムの提供を開始したと発表した。TOOS CORPORATIONが運営する配信プラットフォーム「Qumomee」と、同様のシステムを導入することで、各ライブハウスが手数料をかけることなく動画配信可能になるという。
■コロナ禍の音楽業界を支える、配信プラットフォーム「Qumomee」システム提供開始
同社開発の配信プラットフォーム「Qumomee」は、2020年6月よりスタート。これまで1500組以上のアーティストが利用している。2020年10月9日(金)、「Qumomee」リニューアルとともに、配信プラットフォームの“システム自体の提供”を開始した。これにより、各ライブハウスや導入店舗が、他社システムの利用手数料をかけずに配信することを可能に。通常18%程度の手数料が無料となる。
■コロナ後も音楽ライブ配信を利用したい人が多数。これからも続く手数料を最小限に
・コロナ禍、音楽ライブ配信を「利用したい」 約9割(89.0%)
・コロナ後、音楽ライブ配信を「利用したい」 約8割(81.6%)
この結果からも、ライブハウスや音楽関係者にとって配信を取り入れるか否かが、存続や発展に影響する可能性が高く、配信頻度はますます増えると考えられるという。現状、大手チケット販売サービスなどが提供する配信プラットフォームを利用するライブハウスが多数。通常18%程度の手数料を要す。コロナ後も配信を利用したい観客が多くいるなか、全国のライブハウス等がそれぞれプラットフォームを持つことで手数料を軽減できればと考え、システム自体の提供を決定したとのことだ。「Qumomee」プラットフォームシステム導入により、各店舗は今後、手数料無料で配信を続けることができるという。