AIの社会実装を加速化する「BrainTech」の取り組みが開始
2020/11/20
株式会社マクニカは、AIの社会実装を加速化する「BrainTech」の取り組みを開始し、「BrainTech」において世界をリードするInnerEye Ltd.(以下、インナーアイ社)のソリューションを提供すると発表した。
インナーアイ社の技術は、脳波とAIを組み合わせたものであり、AIに必須の機械学習には欠かせないアノテーションを効率的に行うことを可能にする。人間とAIの組み合わせによって、大量の教師データが十分になくても、人間の知識や経験やカンなどをテクノロジーの力によってデータ化することで、AIの可能性を高めることができるという。
マクニカは、将来のデジタライゼーションによる第四次産業革命、Society5.0に向けた、新たな先端テクノロジーやソリューションの提供を行っている。これらの分野で、必要不可欠な最先端テクノロジーが「AI」であると考え、数年前から、さまざまなAI関連ソリューションを提供してきた。そして今回、マクニカは、脳とテクノロジーを融合する「BrainTech」の取り組みを開始する。さらに、インナーアイ社のソリューションを軸に、日本に加え、マクニカの海外拠点であるドイツ、ブラジルとの連携により、グローバルベースで獲得する事例や技術導入情報をシェアし、マクニカならではのグローバルで活用できるインテリジェンスへと昇華させていくことで、共通課題に対するソリューションの構築を加速させる。日本から海外、海外から日本へ、各国で生み出された優れたソリューションを素早く展開し、ソリューション導入の支援、課題の早期解決を促進するとのことだ。