東芝、IoTを使ったビジネス展開をサポートする「ifLinkプラットフォーム」の提供を開始
2020/11/24
東芝デジタルソリューションズ株式会社は、株式会社東芝と同社が発起人となり、2020年3月に設立した「一般社団法人 ifLinkオープンコミュニティ」の会員企業を対象に、既存のIoT機器やWebサービスを組み合わせ、誰でも簡単にIoTサービスをつくりあげることができる共創型IoTプラットフォーム「ifLinkプラットフォーム」の提供を開始すると発表した。
・ifLinkプラットフォームの主な特長
ifLinkサーバに登録されたifLinkモジュールリストの中から、サービスの実現に必要なモジュールを選択し、IF(条件)とTHEN(アクション)を自由に組み合わせてifLinkレシピを作成し、そのレシピをスマートフォン上のifLinkアプリにダウンロードするだけで、すぐにサービスを使うことができるようになる。
ifLinkオープンコミュニティでは、現在(2020年10月時点)100社を超える企業、学校、団体が参加し、ユーザーが共有して利用できるifLinkモジュールの開発、ifLinkを使ったIoTサービス試作、実証活動などを行っている。本プラットフォームは、試作、実証されたIoTサービスの商用化・サービス立ち上げのフェーズから展開フェーズまで、段階的にアップグレードしていける契約プランや、信頼性の高い稼働環境やサポートを提供する。
今回提供を開始するifLinkプラットフォームは、主に、自社サービスをユーザーに商用展開するifLinkオープンコミュニティの会員企業向けに、まとまった規模で提供することを想定。今後、さらなる普及を促進していくため、少量でも契約、利用できる一般利用者向けの提供を展開していく。同社は、ifLinkプラットフォームやifLinkオープンコミュニティでのさまざまな会員の活動を通じて、多くの人々や企業に、新しいユーザー体験、新しいビジネスモデルを提供してくことを目指していくとのことだ。