
TOEIC、オンラインIPテストでAI監視サービスを導入へ
2020/12/9
株式会社イー・コミュニケーションズは、日本でTOEIC(R) Programを実施・運営する一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が提供する「TOEIC(R) Listening & Reading IPテスト(オンライン)」での「AI監視サービス(仮称)」に、同社のオンライン試験不正監視サービス『Remote Testing AIアナリスト』を2021年3月から提供すると発表した。
■背景
このような状況下で、IIBCでは2020年4月より場所や時間を選ばずに実施できるオンライン方式のIPテストの提供を開始し、約1,100の企業・学校で活用があったという。また、オンラインによる試験実施においては、「本人確認」や「不正行為の防止」のニーズも高く、これに対し、IIBCでは、2020年7月27日よりリモート試験官サービスを導入した。
一方で、遠隔で人による試験監督を行う場合、受験者は、所属する団体が定めた試験の開始時間に合わせて一斉受験する必要がある。そこで、IIBCではAIによる不正解析をおこなう「AI監視サービス(仮称)」を2021年3月より開始することになったとのことだ。このサービスでは、受験中の様子を録画した動画データをAIが事後解析するため、テスト・セキュリティを向上させながらも、1人1人の最適な時間に合わせたテスト実施が可能になるとおいう。