クラウドシステムのローコード開発・実行環境「マルチプラットフォーム対応UI/UX基盤」が提供
2020/12/9
日本ネクサウェブ株式会社と、株式会社 Hexabaseは、マルチデバイスに対応したクラウドシステムのローコード開発・実行環境として、Webシステムの操作画面開発を支援する“マルチプラットフォーム対応UI/UX基盤”「nexacro platform」の最新バージョン「nexacro beyond」とクラウドシステムのバックエンドサービス「Hexabase」を共同で提供していくと発表した。
「nexacro beyond」と「Hexabase」は、それぞれ企業システムのフロントエンドとバックエンドのローコード開発を強力に支援する開発・実行基盤だ。両サービスの利用で、フロントエンド・バックエンドでローコード/ノーコード開発を実現し、システムを完成させることができる。両サービスは、すでに大規模システムでの実績があり、システム規模に関係なく利用できる。両サービスのメリットは下記のとおり。
・システム開発の生産性向上による、短納期化・低コスト化
・開発作業の継続性を向上
・業務や市場の動向に合わせてシステムを最適化
nexacro beyondとHexabaseによるシステム構成
nexacro beyondは、Webシステムのプレゼンテーション・レイヤー(端末画面側)を強力に支援する開発・実行基盤。Webシステムは、各種OS・デバイスなど複雑な環境で動作させなければならない。これらのマルチデバイス環境はOSやブラウザのバージョンアップの度に、Webアプリケーションに影響を及ぼす。nexacro beyondではアプリケーションを“1つの開発ツール”から創り出し、しかも、OSやブラウザの違いによって発生するアプリケーションの挙動差を実行基盤が吸収するため、環境ごとの個別実装から解放されるという。UX(User Experience)が重要視される今、Webシステムにおいて“最適、最高のUX”を提供し業務生産性を高めるとともに、開発および保守・運用時のコストを大きく削減、アプリケーションの安定性と可用性を担保するとのことだ。
Hexabaseとは
Hexabaseは、企業システムの開発に利用できるエンタープライズBaaS(Backend as a Service)だ。Webアプリケーション開発に活用できる高品質なバックエンドをクラウドサービスとして提供する。Hexabaseを利用することで、開発コストをおさえて、使い勝手の要となるフロントエンド開発に注力できる。