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DataRobot、Snowflakeから戦略的投資を受けると共にパートナーシップを拡大

DataRobot, Inc.は、Snowflakeから重要な戦略的投資を受けると同時に、パートナーシップを拡大したと発表した。また、Salesforce VenturesおよびHewlett Packard Enterprise (HPE)もDataRobotに戦略的投資を実施。DataRobotは、Altimeterが主導する資金調達シリーズFラウンドを3億2,000万ドルに拡大しており、評価額は28億ドルに達した。
Snowflake Venturesの投資およびSnowflakeとの戦略的パートナーシップは、製品統合の深化とGTM(市場開拓)の協業を図り、卓越したユーザー体験を提供することを目的としている。DataRobotとSnowflakeの共同顧客は、データレバレッジのスピードと効率を向上させ、ビジネスのインサイトを創出し意思決定の質を高めることで、すでに大きなビジネス価値を創造している。今回の連携強化によって、両社の製品とGTMの相乗効果をさらに加速させるという。

Snowflakeの製品担当シニアバイスプレジデントであるChristian Kleinerman氏は、次のように述べている。
「DataRobotとSnowflakeは当初から、『組織が所有するデータの潜在力を引き出し、企業のサービスに活用できるようエンパワーメントする』というビジョンを共有していました。データとAIには元来、共生関係があります。質の高いビジネスインサイトを提供するAIエンジンの動力はデータなのです」

DataRobotとSnowflake両社の主要出資者であるAltimeter Capitalの創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるBrad Gerstner氏も、両者のパートナーシップの強化が変革の起爆剤になるとし、次のようにコメントしている。
「今日の企業はデータに圧倒され、その潜在力を最大限活用する難しさに直面しています。またデベロッパーは、データのサイロ化の解消や機械学習モデルのメンテナンス、展開、監視に時間を取られています。しかし、時代は変わりつつあり、Snowflakeのパワフルなデータクラウドと、市場をリードするDataRobotのオンデマンドAIがシームレスに統合されれば、企業は強力な予測と実用性の高いインテリジェンスを活用でき、データの潜在力を最大限利用できるでしょう」

Snowflakeとの強固なパートナーシップに加え、SalesforceとHPEもDataRobotとの関係を強化する。Salesforce Venturesからの投資は、その子会社であるTableauとのパートナーシップに及び、ビジネスユーザーのAI活用をより加速させることが見込まれる。またDataRobotは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをas-a-Serviceで提供するグローバル企業であるHPEと協力し、シームレスなマルチクラウド体験を顧客に提供する。

DataRobotのプレジデント兼最高執行責任者(COO)を務めるDan Wright氏は、次のように述べている。
「実験的AIの時代は終わりました。企業が必要としているのは、価値あるビジネスインサイトを迅速に提供し、意思決定と成長の舵を取ることができる信頼性の高いデータ分析スタックです。データ量やデータの変化速度がかつてないレベルに増大している今、SnowflakeやSalesforce、HPEとのパートナーシップを深め、顧客が価値あるインサイトを実現し、ビジネスを最速で変革できるよう支援していきたいと思っています」

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