NTT西日本、東海エリアで「地域創生クラウドサービス」を提供開始
2020/12/17
西日本電信電話株式会社 東海事業本部(以下、NTT西日本)は、地域の課題解決に対する具体的な取組みの柱として、自治体や大学、企業向けに提供している地域創生クラウドを、東海エリアにおいて提供開始すると発表した。
■提供の背景、概要
大学向けには、With/Afterコロナ時代の新しい学びの姿も見据え、オンラインとオフラインを融合した新しい学びのプラットフォームの実現をめざす。具体的には電子教材配信、遠隔講義ソリューションによる学習環境の充実および継続的な学び(リカレント教育)の環境の提供、さらには学習データの収集・分析を通じた学びの品質向上支援プラットフォームの提供をめざす。また、2022年度に予定されている小中高のSINET接続により、これらの拠点からもさまざまな教育コンテンツを共有・活用することが可能となることから、大学などの高等教育環境の小中高教育への展開支援や個別最適化された学びのソリューションの実現に加え、統合型の校務支援システムの導入等による教職員の負担軽減とワークライフバランスの向上等をめざす。
(2)自治体のDX推進 ~AI-OCR・RPA、LGWAN-ASPサービスの提供~
ニューノーマルな働き方の推進に向けて、地域創生クラウド上で実現するさまざまなアプリケーションサービスを提供し、住民サービスの向上や業務効率化を実現できる環境づくりに努める。具体的には、NTTグループのAI-OCRとRPAのノウハウを活用した紙業務の電子化・作業の自動化や、他エリアの地域創生クラウド上で提供されるLGWAN-ASPサービス「地域創生クラウド共通認証基盤提供サービス」を活用したDX推進に取り組む。