アマネクコミュニケーションズは、GoogleMapから商圏エリアを設定するだけで、ポスティングの見積もりから発注、商圏分析、反響分析までワンストップで行えるエリアマーケティングクラウドシステム「DEECH」を2020年10月1日にローンチ以降、事業会社をはじめ、広告代理店、ポスティング会社、印刷会社、折込会社からの問い合わせが多くあったという。一方で、営業活動は首都圏が中心となり、関東以外での認知・啓蒙・拡販が課題だった。そのような中、全国の広告代理店、ポスティング会社、印刷会社と関係性が深いゲンダイエージェンシー社との間でDEECHの販売に関する協業について合意し、これにより、DEECHの全国展開が可能となったという。
電通デジタルが発表した2019年の調査によれば、日本企業の70%がデジタルトランスフォーメーション(DX)に着手しているものの、完了済はわずか8%とのデータが出ている。エリアマーケティングについても、ポスティングや新聞折込の発注などはアナログの作業がまだまだ多く、作業工数に大きな課題があるのが現状だった。そこで、DEECHの強みであるポスティングの発注工数や商圏・反響分析の作業工数削減を武器に、アマネクコミュニケーションズとゲンダイエージェンシーの両社で全国的にエリアマーケティングに携わる企業の問題解決を積極的に行っていくとのことだ。
「エリアマーケティングを科学する」
DEECHの開発は、アマネクコミュニケーションズが創業当時から取り組んでいた「アナログ施策を見える化する」という強い思いから開発されたエリアマーケティングシステム。効果検証が曖昧になりがちなアナログ施策をデジタルで可視化できるDEECHは、クロスメディアで販促を行っている企業にマーケティング予算、販促予算をしっかりと可視化させるクラウドサービスだ。
*リアルタイム見積り機能。ポスティングの発注が可能。
*商圏分析機能(人口総数、男性・女性人口、世帯数、人口世代別、男性・女性人口世代別、持家・借家、推計世帯年収別)
*反響分析機能。販促後に顧客の住所や年齢属性をGoogleMapにピン止めできる。