デジタル分野のビジネスパーソンの「キャリア意識調査」の結果が公開
2021/1/14
株式会社ウィンスリーは、デジタル分野で就業する人へ向けた「キャリア意識調査」を実施した。
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■DX化を進めるうえで課題は「組織的な問題」がカギ、キャリア形成における悩みの解決策に49%が「転職」と回答
まず「自社のDX化が進んでいるか」との問いにおいて、「とても進んでいる(13%)」、「やや進んでいる(43%)」合計56%と、過半数が前向きに推進されている現状を認識していた。しかしながら44%程の回答者が自社のDX推進に課題を感じていることもわかった。「DXを推進するうえで必要なものは何か?」の問いに対しては37%が「DX推進人材の数と質」、35%が「トップや部門長の理解や覚悟」を挙げ、組織的に解決すべき課題が浮き彫りとなる結果となった。
続けて、そうした課題を解決する方法については「転職・独立など今の職場環境を変える」と回答した人が49%ともっとも多く、個人の努力次第で解決できる問題ではないと認識している様子がわかる。しかしながら、44%は「今の会社で働きながら解決策を模索していく」と回答しており、課題に対するアクションがほぼ二分されていることがわかった。
■新たなキャリアの選択肢に「副業」と「個人事業主としての独立」が浮上。柔軟な働き方を望む姿が浮き彫りに。テレワーク下でのメリット・デメリットも
一面として、不足しているデジタル人材を副業という形で補い合う構図も想定される結果となっている。キャリアにおける新たな選択肢としては、退職して個人事業主になる意向を35%が「良い案件があればやってみたい」と、少なくない数の方が考えていることがわかった。さらに18%の人が「興味がある(すでにやっている、準備を進めている)」と回答しており、「興味がない(27%)」を上回る関心の高さが推察できた。