日本マイクロソフトと千葉県教育委員会、ICT利活用の推進のために連携協定を締結
2021/1/25
千葉県教育委員会と日本マイクロソフト株式会社は、県立学校 (高等学校・特別支援学校・中学校) の生徒等が、学びの質を高め、情報活用能力を高めるためのICT利活用を推進するために、2021年1月22日に連携に関する協定を締結したと発表した。
両者は、本協定に基づき、以下の取り組みを行う。
⑴ 県立学校における ICT 活用向上に関すること
⑵ 教員の授業力向上に関すること
具体的に日本マイクロソフトは以下の活動を千葉県教育委員会と協議しながら提供していく予定だ。
・新型コロナウイルス対応における分散登校や短縮授業を見据えた協力:
県立学校のすべての教員と生徒等がMicrosoft Teamsを利用して、課題の作成・配信・提出やチャット機能を使ったコミュニケーション等を実施できる環境を構築
・ICT活用指導力向上のための教員コミュニティ育成に関する協力:
Teams上に教科毎のチームを設けて、教員コミュニティを育成し、投稿・チャット・ファイル共有機能を用いて意見交換できる環境を構築
・教員が指導案や教材を相互活用できる「共有ポータル」に関する協力:
教員が指導案やオリジナル教材を共有し相互に活用できるポータルサイトを、Microsoft SharePointとMicrosoft Power Platformを用いて作成
共有ポータルに掲載するコンテンツとして、Teamsを始めとするOffice 365の教育向けコンテンツや、STEM教育に役立つカリキュラムと教材をまとめた「ハッキング STEM」等を提供
・教員向けにOffice 365を中心とした利活用研修を提供
「共有ポータル」のイメージ (開発中の画面):