森ビル、六本木ヒルズなどの「都市のDX」を推進する都市のデジタルプラットフォーム「ヒルズネットワーク」を開発

森ビル株式会社は、六本木ヒルズを始めとする「街(ヒルズ)」を舞台に、都市のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を通じて、より便利で、より豊かな都市生活・顧客体験を実現すべく、都市のデジタルプラットフォーム(都市OS)となる「ヒルズネットワーク」を開発したと発表した。“ヒルズ”を利用する居住者・ワーカー・来街者などを対象として、4月5日より順次サービスを開始する。

「ヒルズネットワーク」のサービス開始にあたり、様々な街の利用者に対して、「ヒルズID」と「ヒルズアプリ」を提供する。これにより、街の利用者は、六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、アークヒルズなど、同社が管理・運営する複数の“ヒルズ”における様々なサービスをオンライン上で完結させることが可能となるほか、利用者の属性、街・施設の利用履歴、位置情報などのデータに基づいて、利用者一人ひとりに最適化された「街(ヒルズ)」の情報を受け取ることが可能となるという。

また、現在推進中の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」や「虎ノ門ヒルズエリア」においては、「ヒルズネットワーク」によって統合された施設・サービスと利用者のデータ基盤をベースとし、様々な最先端技術を実装することで、街全体がワークプレイスとなり、街全体がリビングスペースとなるような、従来以上にシームレスな都市生活(ヒルズライフ)の実現を目指す。さらに、六本木ヒルズ、アークヒルズ、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」「虎ノ門ヒルズエリア」などの“ヒルズ”を連携・融合させ、都心部エリア全体をシームレスに繋げることで、新たな文化・経済圏を創出するとのことだ。

「ヒルズネットワーク(都市OS)」のイメージ
出典元:プレスリリース

■今後のスケジュールについて

ヒルズアプリの利用者や街から得られる様々な情報を活用しながら、順次、アプリの機能改修を進めるとともに、2023年に完成する「虎ノ門・麻布台プロジェクト」と「虎ノ門ヒルズエリア」に向けて、ヒルズネットワークを活用したサービスを街に実装するための具体的な検討を進める。
出典元:プレスリリース

■「ヒルズアプリ」の機能

出典元:プレスリリース

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