FRONTEOとMOLCURE、AIを活用し創薬研究の大幅なスピードアップ・効率化を目指す創薬DX推進に向けて業務提携
2021/3/30
株式会社FRONTEOと株式会社MOLCUREは、AIを活用した創薬DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に向け、業務提携契約に関する基本合意書を締結したと発表した。
一方、FRONTEOは、ライフサイエンスAI事業において、膨大な量の論文・文献情報を短時間で解析する論文探索AIシステム「Amanogawa」や、疾患に関連する分子・遺伝子をパスウェイマップ状に表示し関係性と全体像を可視化する創薬支援AIシステム「Cascade Eye」など、創薬DXを推進する様々なソリューションを開発・上市している。
今回の提携により、両社のAI技術を活用して、例えばFRONTEOが新規治療薬やドラッグリポジショニングのターゲット発見・選定、MOLCUREが分子設計を行い、候補選定から有効性・実現可能性の確認までを迅速に行うAI創薬モデルの構築など、創薬研究における大幅なスピードアップ・効率化の実現が可能となるという。また、医療・創薬現場に向けたより汎用性・実用性の高いAIソフトウェアの研究開発など、創薬支援事業のさらなる強化にも資するものと考えるとのことだ。