フードロスを減らしSDGsに貢献する「献立AIアプリ」がリリース
2021/5/27
株式会社Menu For Todayは、賞味期限やフードロスと付き合いながら毎日の献立から自由になるアプリ、Frishをリリースしたと発表した。
自由入力された食材の名前をAIが特定する。これにより、今後、レシートや購入した食材の自動登録機能を提供していく予定だという。
2. 賞味期限の近い順に消費するよう、AIが献立を考えてくれる。
AIは献立のバリエーションも考えるので、その中から食べたいものを選ぶことができる。ユーザの好みに応じた献立を考えることも可能だ。
3. 献立を決めたら、使い切る食材と、新たに必要な食材を、ワンタップで調整できる。
必要な食材は買い物リストになり、購入したものをワンタップで冷蔵庫に登録できる。
■背景
こうした課題にマーケットでは、献立計画を立てることで解決する試みと、それを支援するサービスがある。ユーザは予め決めた量だけ買って消費する、という方法だ。しかしこれは逆に計画に縛られ、ユーザの選択肢や自由を奪うことになるという。
またフードデリバリーのサービスが普及し、手軽に美味しい料理が食べられることで、料理をすることは選択肢の一つになった。料理をするモチベーションは、計画的なタスクから、自由な選択やパーソナライズへとシフトしていく可能性があるという。
そうした中で、美味しそうな野菜を突発的に購入しても、突然ふるさと納税の返礼品が届いても、急に作る人が代わっても、今日の気分で料理を変えても、食材を美味しいうちに食べられる。あるいは無駄にせず使い切ることができる。そんなユーザビリティを実現するため、Frishをリリースしたとのことだ。