AIが全身24ヶ所を推定採寸する「Bodygram」、スマホ写真2枚で体脂肪率や筋肉量がわかる新機能を追加

Bodygram Japan株式会社は、自社開発のAI採寸テクノロジーを搭載したアプリ「Bodygram」が機能面及びUIを一新し、大幅なアプリアップデートを完了したと発表した。

最も特徴ある新機能は、スマートフォンで撮影した写真2枚から、独自開発したAIにより体脂肪率と骨格筋量の推定計測が可能になったものだという。計測方法は従来の「Bodygram」アプリと同様に、スマートフォンで撮影した写真2枚と身長・体重・性別・年齢の入力のみで完了する。さらに、目指す体型に合わせてゴール設定を行うことを可能にした「ボディゴール」機能も追加された。

人々の生活環境やニーズの変化に応えるべく技術更新を繰り返してきた「Bodygram」は、各身体部位の採寸といった“外側”の身体データだけでなく、体組成という“内側”のデータも瞬時に測定できる革新的な機能追加を実現。「Bodygram」は無料のアプリであり、高価な特殊機器や専用デバイスを一切必要とせず、スマートフォン一つで誰でも簡単に自分の身体を知ることができる。
出典元:プレスリリース

■スマートフォン1台、写真2枚で体脂肪率など体の「内側」のデータまで計測

AIを用いた身体採寸テクノロジーアプリ「Bodygram」は、体重や身長などの数値入力及びスマートフォンで正面と側面の全身写真を撮影することで、全身24ヶ所の推定採寸が可能だ。今回追加された新機能により、体組成データとして体脂肪率及び筋肉量を推定計測できるようになった。各部位のサイズといった身体の“外側”だけでなく“内側”についても推定計測を行うことが可能となり、より踏み込んだ日々のヘルスケアマネジメントを簡単に行うことが可能になったという。また、計測した体型データや体組成データを基に、自身が目指す体型に合わせてゴール設定を行う「ボディゴール」機能も追加された。従来、体組成をモニタリング及びトラッキングするためには、専用の体組成計を使用し、計測データを手動で記録もしくはその他ヘルスケアアプリと連携するなど、複数の機器やツールを経由する必要があり手間となっていた。「Bodygram」は今回の技術面でのアップデートにより、場所や所有する機器を選ばず、スマートフォンさえあれば誰でも簡単に『自らの身体を知る』機会を提供することが可能となったとのことだ。

「Bodygram」技術の根幹を担うAIは、収集した学習用の人体データで構築した独自アルゴリズムによるもので、日本を拠点に技術開発と仕組みの検証が日々行われている。採寸データ算出に際しては、画像からボディラインの推定検出を行い、さらにそのデータから各部位のサイズを推定分析している。これら従来の仕組みに加え、体組成と相関関係にあることが判明している顔の構造分析を行うことで、2枚の写真から体組成データまで推定計測することに成功。機能の実装に向けて「Bodygram」のAIは数千人分のデータ学習を重ねており、高い精度での体組成の推定計測を実現しているとのことだ。

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