ウンログ、販促DXを実現する「腸活マッチングSaaS」を提供開始

ウンログ株式会社は、ウンログアプリで提供しているSaaSプラットフォーム「my腸活」の新機能を2021年7月1日より提供開始すると発表した。ユーザーの腸タイプを分類する「すっきり腸タイプチェック」と、腸活商品をお得にトライアルできる専用ECストア「my腸活トライアルストア」の2つの機能を追加する。

これにより、腸活に関わる食品・サービスを提供する企業は、ウンログアプリを通じて腸活の興味関心層へ直接アプローチすることが可能になった。ターゲティング広告の運用やサンプリングを通じたトライアルユーザー獲得のためのコストを削減しながら、優良な新規顧客獲得に貢献する。新型コロナウイルス感染拡大によって、ユーザーサンプリング機会の減少した健康食品業界におけるDXの先進事例とのことだ。
出典元:プレスリリース

■売り込まない、寄り添い型ソリューション提案:新サービス開発の背景

コロナ禍で見本市や催事の実施数は減少し、健康食品を含む食品業界は販路拡大のための商談機会や、新規顧客獲得に向けた対面での販促機会を損失している。インフォーママーケッツジャパン(株)が主催する「健康博覧会」は、2019年が出展540社、来場者36,951名に対し、2020年は開催中止、2021年は出展379社、来場者11,621名と出展社数は約30%、来場者数は約70%も減少しているという。結果、業界全体で販促施策や販路拡大のDXが急務となっているとのことだ。

オンライン上の販促ではターゲティング広告がメイン施策だが、ターゲットのアルゴリズム精度を高めるためには、時間的、人員的コストがかかり、すぐに成果を出すことは難しいのが現状だ。特に健康食品分野においては、顧客層がニッチであるため、行動ターゲティングだけでは不十分である場合も多い。そのため、コストを削減し、確実に優良な顧客層へリーチしたいというニーズが高まっているという。

ウンログはこれまで”腸活”というニッチ分野だけを扱い、累計4000万件を超えるうんちデータや腸活データを所有している。そのデータを分析、分類することで、健康状態やお腹の悩みも含めた詳細なターゲティングが可能となり、ニッチ層のターゲットと商品を高精度にマッチングを実現。広告ではなく、ユーザーの課題に寄り添い、ソリューションを提案することで、お腹の中から健康な人を増やすことができると考えて、「すっきり腸タイプチェック」と「my腸活トライアルストア」の2つの新機能を開発することとなったとのことだ。
出典元:プレスリリース

■腸活版パーソナルスタイリング「すっきり腸タイプチェック」・「my腸活トライアルストア」とは

お腹の悩みやタイプに合わせて、ソリューションを高精度マッチングするプラットフォームサービス。「すっきり腸タイプチェック」は、ウンログのデータを活用したタイプ分類に応じてmy腸活上のソリューションをマッチングする。「my腸活トライアルストア」は、タイプによってマッチングされたソリューションを特別価格でトライアルできるECサービスだ。自分の状態にあったソリューションがマッチングされ、ユーザーは商品選びを失敗するリスクを回避し、お腹の悩みを解決することができるようになる”腸活版パーソナルスタイリングサービス”だ。

今後は、ユーザーへマッチングした商品を定期購入できるサブスクリプションサービスへ発展させる予定だという。100ブランドの腸活商品を掲載し、売上の60%をカバーするサービスとして成長させることを目指しているとのことだ。

値段
初期費用:無料
掲載費用:月額10万円〜

リリース日
2021年7月1日(木)

掲載企業
27社28ブランド
(※)2021年7月1日現在
出典元:プレスリリース

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